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ブログ

金, 2010-08-06 19:09 | saposute

こんにちは、松田です。 今日は札幌も最高気温が30度を超えて、周りの皆さん暑い暑いと大合唱ですが、本州出身の私からしたらまだまだ余裕です。

サポステを利用されている方から「ブログ読んでますよ」と言っていただけることもあるのですが、今回のブログは支援関係者向けです。おそらく一人くらいは関係者の方も読んでいるでしょうから。

さて、今日のテーマは「連係」です。
連係と連携、最近は以前ほど使い分けていませんが、今日は連係の方です。意味の違いは皆さんで調べてみてくださいね。

昨日、教育行政の方と、学校と学外自立支援機関との連係について議論をしました。
私たちのような自立支援機関としては、「中退や進路未定の卒業などの場合には、ぜひサポステを紹介して欲しい」と先生方に言いたいところなのですが、言われた先生側としては「中退を何とか減らすためにこっちは死に物狂いで努力しているのに、中退後の話をされるのは愉快じゃない」と感じるようです。
例えるなら、ある病気の治療法を話し合うお医者さんの集まりに、安楽死の方法を説きに行くようなものでしょうか。
確かにそれでは不愉快に思われても仕方がありませんので、これからは気をつけたいと思います。

もちろん先生方も、「生徒のためになることなら学外機関も積極的に活用したい」と思ってらっしゃる方がほとんどだそうなので、お伝えの仕方には気をつけながら、さまざまな連係を提案・実現していきたいと思います。

また、今日は、スクールソーシャルワーカー(SSW)を養成している大学の先生とお会いしました。SSWとは、学校在学中の児童生徒を、必要に応じて福祉機関を中心とした社会資源につなげていくという学外専門家です。
子ども・若者を健やかに育てていくためにはとても重要なお仕事なのですが、やはり機関をまたいで連係していくことの難しさを痛感されているようでした。

先生とお会いしたあとは、ジョブカフェさんに出張相談に行ってきました。
サポステで力を蓄えてジョブカフェに行けるようになる若者がいる一方で、ジョブカフェに通っている方の中にも、サポステの利用をお勧めした方が良い方もいらっしゃいます。
ところが、
・サポステは、ジョブカフェほど知名度がない
・サポステは、ジョブカフェに比べて就職から遠ざかるイメージがある
・サポステは、ジョブカフェから地下鉄を乗り継いで20分ほどかかる
というのが主な理由で、なかなかジョブカフェ利用者にサポステ行きをお勧めするのが難しいという現状があります。

そこで、私がジョブカフェ内に出張相談ブースを設けて、ジョブカフェの相談員さんが「サポステに行っておいで」ではなく「サポステのスタッフが今度くるから話を聞いてみない?」と言えるようにすることで、垣根を下げようという取り組みです。先月からほぼ毎週金曜日に実施しています。

今日は2名の事前予約の方の面談のほか、フリースペースで何人かの方に声をかけさせていただきました。
そこでもお伝えしましたが、実際には就職に近いか遠いかというよりも、
「ジョブカフェさんは、就職のための技術や情報を得るところ」、
「サポステは、就労や就職活動に向けた力を蓄えるところ」、
という役割の違いがあるので、併用も含めて、上手に活用してもらいたいと思っています。

こんな感じで昨日から今日にかけて動いていて、「連係とは何ぞや」について急にひらめいたので、忘れないうちにブログに書こうと思ったわけです。
ふぅ、やっと本題に辿り着いた。

と言うことで、今の私が考える連係とは・・・
「信頼のもとにお互いの領域を侵しあうこと」
です。どうでしょう?しっくりきます? 

相手の領域に踏み込まない程度に情報だけを行き来させたり、クーラーの効いた会議室で名刺交換をしたり、そんなことでは担当者同士の関係作りはできても、連係には至りません。

やはり、信頼して頂いたうえで、相手のフィールドにも介入するし、こちらのフィールドにも関与してもらう。これが連係なような気がするのです。

余談ですが、私は実は無愛想な人間(に見えるらしい)なので、第一印象で好まれることはあまりありません。だからこそ一度信頼してもらえた方には、できるだけ喜んでもらえるような仕事をしたいと常々思っています。
今回の連係をご提案いただいたジョブカフェさんの期待にも、何とかして応えたいところです。

連係相手を増やせば、それだけ仕事は増える(でもお給料は増えない)のがやっかいなところですが、「松田のところと連係して損はない」と思ってもらえるように頑張っていきたいなと思っています。

スタッフ 松田

木, 2010-07-22 09:08 | saposute

こんにちは、スタッフの松田です。
このブログを楽しみにしていただいているマニアックな皆さま、いつもありがとうございます。

突然ですが、来月韓国に一週間、調査旅行をすることになりました。北海道大学の教授にお招きいただいて同行する形で(つまりはタダで!)、韓国の青少年支援センターや学校相談センターに行ってきます。

昨夜はその予習会のようなものがありまして、韓国の若者支援の仕組みをビッチリ学んできました。メンバーには北海道大学に留学で来ている方も参加しているので、韓国の若者支援がどのような文化・思想に基づいて作られているかといったことも聞くことができました。

この文化や思想を知るというのは、実はとっても重要なことで、前にドイツに行ったときも、「この若者支援の体制は素晴らしいけれども、これを宗教的思想(キリスト教の愛の精神)が浸透していない日本で実践しようとするのは、非常に難しいだろうな」と思ったことがあります。
「働くことは喜びか苦行か」「他者を助けることは自分のためか人のためか」みたいな概念には、その国の文化や思想が大きく影響していて、それが若者支援の考え方(風潮・世論)にこれまた大きく影響するので、形だけ他国を真似ても、日本では上手くいかないことが予想されます。

話は戻って韓国では、中退する生徒(直訳すると自立基盤喪失青少年というらしい)に対して、手厚い支援策をとっています。学業不振や非行などの学校不適応を起こしている学生(直訳すると危機生徒というらしい)に対しても、同じです。なお危機生徒には、いじめの被害者だけでなく加害者も含まれるそうです。
もちろん日本で言うところのNEET状態や引きこもり状態の若者にも、さらには、直訳された資料の言葉を借りれば「インターネット中毒青少年」に対しても「政策的努力」をしているそうです。

なぜこんなに手厚くフォローするかと言えば、韓国は就職などにおいて学歴をとっても重視する社会なので、学力・学歴に“傷がつく”ことによって、本人も危機的状況になるし、社会的にも損失だと考えるそうです。
引きこもり状態やインターネット中毒も、本人にとってもよくないし、社会にとってもよくない結果をもたらすから、だそうです。

こういった話を踏まえて私は、一つの仮説をたてています。
それは「支援に値するかどうか」を、韓国では「結果」、日本では「原因」によって判断する文化があるのではないかということです。

つまり、中退やインターネット中毒など、韓国では「これは放置しておいてはまずい、支援する必要がある!」あるいは「これは支援的介入をしなくても、自力や家族でクリアできる問題だから、大丈夫」といったように、このままいけばどうなるか、とった結果の予測を重視する風潮が強いのかも知れません。
逆に日本では、中退やインターネット中毒などが、どんな原因によって生じたかによって「これは本人が悪いわけじゃない、支援する必要がある!」あるいは「それは自分がまいた種なんだから周りが支援する必要はない。」と判断されることが多いのかも知れません。

例を挙げれば、いじめ被害にあって中退せざるを得なかった若者と、夜遊びばっかりで学校をサボって退学になった若者がいたとして、韓国では「どちらも本人・社会の危機につながるから支援の対象」で、日本では「前者は支援の対象だが後者は自己責任」と考えられるようなことです。

この仮説が当たっているかどうかは、来月に訪韓して確かめてきます。
もちろん、隣の芝は青く見えがちですが「札幌(日本)で行っていること」も胸を張って伝えてきたいなと思っています。

ほかにも、ひとたび支援が必要だと判断したときに、政治を動かして予算を獲得する力は、日本の若者支援業界よりもはるかに韓国の方が強いようですので、そのあたりの話も聞いてくる予定です。

予習会はこの後も何回かあるようなので、多くのことを持ち帰れるように、しっかりと事前準備して臨みたいと思います。

スタッフ 松田考

金, 2010-07-02 12:10 | saposute

先日、ひょんなことから、キャリアカウンセラーとして訪問している高校の生徒と政治や経済の話に花が咲きました。

「消費税をあげないで、大金持ちからもっと税金をとるわけにはいかないものなの?」
「選挙の時に言った話(マニュフェスト)を守るのって、そんなに難しいことなの?」
など、非常に素朴で、核心をついた疑問が次々と出てきたので、いかに分かりやすく伝えるか、つい私も真剣になってしまいました。

すると生徒が「まっつん(私のこと)も、政治家になったらいいんじゃないの?」なんて冗談半分に言うので、私も冗談半分で「もし俺が選挙に出たら、若者支援なんて一言もいわへんで」と答えました。
なぜなら、いくら若者から支持を集めても、彼らは選挙に行かないからです。票が集まらない限りは、どんな公約も無駄に終わるからです。

私は、若者が選挙に行かないのはとてももったいないことだと思っています。
福祉もダム建設も、税金を使う全てのことは、誰かにとっては必要で、誰かにとっては無駄なことです。
それに優先順位をつけていくのが政治なのに、多くの若者はそこに参加しないのです。
それはつまり「僕たちのことは後回しでいいですよ」と言っているのと同じなわけです。

話はいったん逸れますが、若者自身が就職できるように頑張ることと並行して、若者が働ける「場」を創ることが大切だと言われています。いくらトレーニングをしても現実には就職口がないからです。

さらに、働く場を企業だけに求めるのではなく、支援者たちが新たな働き口を創りだす取り組みが全国でも展開されています。
そこは、履歴書に空白があっても、対人関係にどうしても自信をもてなくても、意欲ある若者たちが働ける場です。

この「働く場づくり」はとっても大切ですし、実際に札幌でも取り組んでいます。ですが私はそれには限界があると思っています。
そこでは、支援者がいる地域の、さらに限られた人だけしか働けないからです。

そこで必要なのはそういった若者たちが働けるための「仕組み」です。
仕組みとは制度や法律であり、若者の働く機会や権利を保障するための具体的な方法です。
その仕組みを作るために必要なのは、政治の力です。そしてその政治の力を得るためには、若者に対する社会の理解と、若者の投票率が必要なのです。

私はそんなことを考えながら、ブログを細々と綴っています。
若者の姿や置かれている状況を、偏見なく、脚色なく、世の中に伝えるために。正しく社会に理解されるために。政治の力で仕組みを作ってもらうために。

とは言え、このブログが大物政治家の目にとまって「松田クン、うちの党から出馬しないか」と誘われる日がくるとは思えないので、若者支援を代表する立川のKさんや佐賀のTさんあたりが出馬してくれたらいいのにな、なんて思っています。
「当落はさておき、若者の選挙への関心を高めるために出馬して」なんてお願いしたら怒られるかな・・。

スタッフ 松田

水, 2010-06-23 17:14 | saposute

皆さんこんにちは、スタッフの松田です。

先ほど、第一高等学院札幌校さんにおじゃまして、この夏にサポステで開始する予定の「学びなおしサポート事業(まなサポ)」に関する相談をしてきました。

まなサポとは、
「高校を中退した途端、人付き合いも減ったし、行くところがない」
「中卒で働こうと思ったけど、アルバイトもぜんぜん受からない」
「だからやっぱり高校に入りなおしたい!高卒資格がほしい!」
といった方を対象に、高校入学あるいは高卒認定試験合格を目標とした進路相談や学習サポートを行うプログラムです。

学力・学歴は、家庭の経済格差によってかなり影響されていることが、データでハッキリと証明されています。
そして、学力・学歴の格差は、そのまま就労機会の格差にもつながっています。もちろんそれを自力で克服している人もいますが、そもそものスタートラインが不公平なのは事実です。

そこで、厚生労働省が、現場のニーズを聞いたうえで、今年度から札幌を含めて全国5箇所のサポステに学習面の支援も付け加えたのです。
いま中学や高校に在籍していないことが参加の条件になりますが、サポステの一環なので参加費は無料です。
勉強を教えるのは、私の所属する(財)札幌市青少年女性活動協会のスタッフのほか、大学生ボランティアにもお願いしています。
会場は市内数ヶ所の児童会館をお借りして、なるべく交通費がかからずに通えるようにする予定です。

そんなこんなで、特に経済的な理由で学びなおしが困難になっている若者には、ぜひ参加してほしいと思っています。
その一方で「全く同じ内容でもサポステは無料、民間は有料。だからサポステにおいで!」とは全く思っていません。むしろそれは避けなくてはいけません。

そういったことを含めて、高卒認定試験のサポートを民間で行っている第一高等学院さんに相談してきたわけです。
実は私はアポなしの飛び込みで行ったのですが、思いのほか素晴らしい方が応対してくださったおかげで
「どこで違いを出して、どう住み分けるか」という視点だけでなく、
「どんな連携をすれば、困難を抱えている若者たちの力になれるか」という話にまで発展することができました。

まだ構想の段階なので詳しくは書けませんが、今日の話し合いの内容が実現すれば、学習支援のノウハウを持っている同学院さんと、地域に若者支援ネットワークを持っている私たち、お互いの強みを活かしたサポートが実現するかも知れません。

そんなわけで、この夏始まるサポステの(うまくいけば第一高等学院さんと協働の)学びなおしサポートに、どうぞご期待ください!
お問い合わせは、サポステを実施している札幌市若者支援総合センター( center@sapporo-youth.jp 011-631-8008)まで。

スタッフ 松田

土, 2010-06-12 13:40 | saposute

スタッフの松田です。いつもながらご無沙汰しております。

昨日、フリースクール関係のシンポジウムに出席してきました。
フリースクールに通っている方の体験談などを聞かせてもらいながら、フリースクールの必要性を改めて実感させられました。

人が幸せに生きていくためには、子どものうちに身につけておいた方が良いことがあります。
大人には、子どもたちがそれを身につけるための機会を提供する義務があります。(この責任のことを義務教育と呼ぶのだと思います)
学校というところは、子どもたちが多くのことを身につけるうえでも、大人たちが義務教育という責任を果たすうえでも、とても良く出来たシステムです。実に効率的です。
もし私が大臣なら「子どもたちはみんな学校に通いなさい。なぜなら君たちが順調に学校に通ってくれれば大人たちはホッとするんだ。おまけに、多少ガマンしてでもそこに通うことで、忍耐力も身につくんだぞ。なっ、いいから通いなさい。」と言うでしょう。

でも大臣でない私は、学校が「義務教育を実現する唯一の舞台」である必要はないと思っています。

学力や社会性を身につける場が、学校以外にあってもいい。
人が育つきっかけが、学校以外にもゴロゴロ転がっている社会がいい。
それを面倒くさがらない大人がたくさんいたら、それがいい。

そんな風に思っています。

そういう意味では、シンポジウムの司会の方が「フリースクールを語るときに、どうしても学校の話題が出る」という問題提起をしていたのもとても興味深かったです。

その言葉の私なりの解釈は「たくさんあるべき学びの手段のうちの一つが学校であり、別の一つがフリースクールであり、そのまた別のものがたくさんあって良いはずなのに、絶対的な学校という存在に相対するものとしてフリースクールが位置づけられていることへの歯がゆさ」です。

学校に対抗するためではなく、一つの学び方(子ども時代の過ごし方の一つ)としてフリースクールがあるはずなのに、フリー“スクール”という名前がそもそも学校の存在感からフリーになっていないというのも皮肉です。
そう考えると、フリースクールによく学校っぽい名前がついているのも、なんだか勿体無いですね。

などなど、今回はあえて自分の専門フィールド以外のことを書きました。
素人が専門家の領域を語ることはとっても失礼だというのを重々承知であえて書かせていただきました。

それは実は、上の文章を
子ども→ 若者
学校 → 企業
学び → 労働(あるいは社会貢献) と置き換えたときに、
フリースクール → ?? 
というのを問題提起したかったのです。

子どもは、学校に通えなければフリースクールという学びの場があります。
若者は、企業に採用されなければどこで労働(あるいは社会貢献)の機会を保証されるのでしょうか。

ふぅ、やっと本題にたどりついた・・・。

続きはまたいつか → スタッフ 松田でした!

土, 2010-05-08 09:51 | saposute

皆さまこんにちは、スタッフの松田です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。
私の周りでも、海外旅行に行った“勝ち組”から、風邪でずっと寝込んでいた“負け組”まで、さまざまでした。実は私もかなりの負け組でしたが・・。

さて、ゴールデンウィークの前のことになりますが、サポステの実施場所でもある札幌市若者支援総合センター主催にて、関係者による会合を行いましたので報告したいと思います。

私がある時期からずっと抱えていたモヤモヤを解決したい一心で企画し、スペシャルなゲストと豪華なパネリストに集まっていただきました。
そのモヤモヤは「ネットワークを合言葉に、サポステもオープン以来たくさんの支援機関の皆さまと関係を築かせていただいたけれど、果たして利用する若者にとって、意味有るネットワークになっているのだろうか?」ということです。

例えば、私はジョブカフェの連携マネージャーさんと、(私の片思いかどうかはさておき)信頼できるパートナーとしてお付き合いをさせていただいています。でも、若者がジョブカフェとサポステを有効に使い分けられているかというと、まだまだだと思うのです。
同じように、医療・福祉機関の方とも「お互い協力しあっていきましょう!」と言い合えるお付き合いがありますが、利用者の皆さんに医療面のサポートと就労支援をうまく組み合わせたサービスが展開できているかと言えば、やはりまだまだなのです。
そもそも、勇気を出してサポステに相談に来た方が「あなたはその前に診断をオススメします」と言われたら(正式にはそれがサポステの役割でもあるのですが)、やっぱり「たらい回しにされた」と感じるかも知れないし、場合によってはそのまま引きこもり状態に戻ってしまうんじゃないかと、私は悩んでいるのです。

つまりは、関係者がつながる“だけ”では、ネットワークとは呼べない。それ以上の“何か”が絶対に必要になる。そんな、ネットワークの第2段階がどこにあるのか、というのが私のモヤモヤの正体です。

そんなモヤモヤに立ち向かうべく、会合では、特に連携が難しい“こころの問題”を中心に、ゲストに香山リカさん、パネリストに札幌市内の各部門を代表する方々をお招きして、討論しました。
会が始まるまでは「香山さんはもちろんのこと、これだけの顔ぶれに集まっていただけるようになったのは、何と言ってもサポステ4年間の成果だよなぁ」なんて一人で悦に入っていたのですが、実際にパネルディスカッションが始まってみると、欲張りすぎを反省しきりでした。
パネリストはお一人でも一時間程度の講演ができるような方々なのに、それを7名も集めてしまって、会場が聞きたいことを余すことなく聞き出すなんてことは、あまりに無謀なわけです。恐らくパネリストからは「言いたいことの半分も言えなかった」、会場からは「聞きたいことの半分も聞けなかった」という消化不良に終わってしまうのではないかと、冷や汗をかきながら進行していました。

そんなこんなで、大変な会合でしたが、私自身は多くのヒントをいただきましたし、新たな出会いも広がりました。
なかでも「支援者が自分たちの限界をきちんと認め、それを補ってくれる機関とつながる。」という考えは、今までも頭では理解していても、改めて大切だと実感しました。
利用者さんと信頼関係を築いたうえで「私たちでは、この部分のフォローは十分にできないので、○○というところに一緒に行きませんか?あるいは、担当の○○さんに連絡をしておきますので、行ってみませんか?」と言うことによって、たらい回しではなく橋渡しが可能になるわけですよね。

札幌のネットワークづくりが、第2段階に向けて動き出せそうな、そんな期待をもつことができた一日でした。

最後に、このブログを読んでくださっている関係機関の方へ。
4月25日の香山さんの基調講演からパネルディスカッションまで、ハンディカメラで収録したDVDがあります。
香山さんとパネリストの皆さんのご厚意もあって、ご希望の方には着払いにてお譲りしたいと思っています。

ご希望の方は、所属とお名前、郵送先および「ネットワークの第2段階」についてのお考えをご記入のうえ、札幌市若者支援総合センターまで、メールにてお申込ください。 アドレスは center@sapporo-youth.jp です。
メールの件名は「4月25日DVD希望」としてください。
応募は札幌以外からも大歓迎ですが、今回は若者自立支援に携わっている方に限定させて頂きます。医療・教育・福祉・行政・雇用(企業含む)など、広い意味で若者の自立支援を仕事あるいはライフワークにされている方にお届けしたいと思います。
お送りいただいた「ネットワークの第2段階」については、文字数や体裁等の指定はありません。ご本人の了承のもと、本ブログに転載させていただくこともあります。
※枚数およびダビング作業時間に限りがありますので、先着順でお断りすることもあります、予めご了承ください。当日に出席された方はなるべくご遠慮くださいますよう、お願いします。

長い文章の最後までお付き合いいただいた方には、プレゼントでした♪

札幌市若者支援総合センター
(さっぽろ若者サポートステーション)
松田考

土, 2010-04-10 12:07 | saposute

みなさまこんにちは、スタッフの松田です。

4月1日を境に、“北海道若者サポートステーション”が“さっぽろ若者サポートステーション”になったり、実施場所の“札幌市勤労青少年ホーム”が“札幌市若者支援総合センター”になったりと、実にいろんな変化があって大変でした。

と言いながら実は、スタッフがごっそり入れ替わったり、サポート内容が大幅に変わったりしたわけではありません。ただ単に、更新をサボってた言い訳に使おうかなと思っただけです、すみません。

このホームページも近いうちに引っ越すことになりそうですが、そのときはまたご案内しますので、引き続きお付き合いください。ブログやリポートも継続する予定です。
ただ、そうなると、過去の掲載分は見られなくなるようです。
実は最近、依頼を受けて原稿を執筆する機会がありまして、何とか書きあげたわけですが、このブログにだらだら書いてきたことが意外と使えたのかも、ということに後から気がつきました。今後、執筆はコリゴリですが、ブログとリポートの内容はどこかに保存しておきたいなぁなんて思っています。

ブログの効果と言えば、先日、「ブログを読みました、頑張ってや~」というメールが私のところに届きました。嬉しいなと思って送り主を見たら、中学校時代の同級生でした。偶然発見してくれたらしく、20数年ぶりの再会(?)です。
その同級生は、当時密かに憧れていた女子だったので、今度、写メールでも送ってもらおうかと思います。いや、やめといた方がいいかな・・・。
ちなみに、「松田が人と関わるような仕事に就くとはビックリした」だそうです。そういう風に見られていたとは、中学時代に告白してたら、危なくフラれてるところでしたね。

あ、なんだか個人的な内容になってしまってすみません、引っ越す前にもう一度くらい書きますので!

スタッフ 松田考

木, 2010-03-04 12:31 | saposute

ご無沙汰しております、スタッフの松田です。

先日、とある自治体関係者の方と名刺交換させて頂いた際に「ブログを見ています。いやぁ、なかなかアツイですね。」と言われて、「あっ、意外と読まれているのかな?!変なことは書けないぞ・・・」というプレッシャーを勝手に感じてしまいました。更新スランプに陥っているのを、そのせいにしているだけかも知れませんが♪

ちなみにその方とは「子どもや若者の教育を考える会」のような会合でお会いしました。
最近は、そういった趣旨の会合に呼んでいただく機会も増えているのですが、そこで私が常々気をつけていることは、単なる評論家になったらアカン、ということです。
「○○だからニートや引きこもりと呼ばれる若者が増えるんだ」とか「ニート支援はもっとこうあるべきだ」みたいなことを、あたかも向こう岸の状況を語るかのように喋るような人間にはならないぞ、という自戒ですね。

念のため、これは誰かを否定して書いているわけではないです。実際の会合で不快になる発言があったわけでもないです。今の私の立場での、あくまで自分ルールです。

さて、またこんなことを書き進めていくと「いや、これって多くの人に読まれているのかも知れないし、誤解を招くかも・・・」「そんなこと言ってブログであれこれ語ってるのがそもそも評論家目線なのかも?!」なんてプレッシャーに発展していくので、この辺でストップして、お知らせにいきたいと思います!
※実際に続きの数行を削除しちゃいました。重圧からは逃げるタイプなんです、私。

お知らせ その1
「今年もやるぞ!雪山登山!」
3月13日(土)に、藻岩山という500m級の山に登ります。
一緒に登る方を募集します。雪山登山ですが、3時間くらいで山頂につきます。ジーンズに長靴でOK、素人でも全然可能な、ハイキングのちょっと困難なくらいでイメージしていただけると良いかと思います。
なぜこんなことをするか?達成感とか自己肯定感とか、こじつけの理由はいくらでもありますが、一番は「いや~、あのときあんな馬鹿なことしたよなぁ」っていう思い出づくりです。
24時間、何でもかんでも就職に役立つことばっかりじゃなく、ムダや遊びもあった方がええんちゃうかな、何て思いもあったりします。
だから厳密にはサポステのプログラムとは言えないのですが、参加はサポステ利用者のほか、ご家族も対象です。
興味のある方はサポステまでお問合せください。
※ちなみに3年前は猛吹雪で「命の大切さ」を実感できました。

お知らせ その2
「保護者&支援者の会」
4月から毎月第3土曜日に実施してきましたが、3月は次年度に向けて大切なお知らせもありますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
今月は3月20日(土)13時半~です。
出席される方は事前に電話かメールでご連絡ください。

なんだか、変なテンションのブログになってしまいましたが、スランプだということでお許しを~。

スタッフ 松田考

木, 2010-02-11 15:47 | saposute

皆さんこんにちは、スタッフ松田です。
前のブログに書いた動画はご覧いただけましたでしょうか。まだの方はぜひどうぞ。

さて、昨日、キャリア教育を考える集まりがありました。
呼びかけ人は専門学校の校長先生で、中学校と高校から進路の先生が一人ずつと私の計4名で、次年度に立ち上がる予定の「札幌のキャリア教育を考える委員会(仮称)」の土台作りのための顔合わせ、です。

4名のうち、中学校の先生にお会いするのは初めてだったのですが、本気で生徒の将来を見据えた取り組みをしていらっしゃる姿勢には少し驚きました。
私が中学生の頃の進路指導なんて、成績別に受ける高校を“あてがう”だけで終わっていたように記憶していますが、素晴らしい先生もいらっしゃったものです。

現代は携帯電話に代表されるような便利な世の中になったことで、消費者はどんどん骨抜きにされています。15歳で元服していた頃と比べればもちろん、ほんの20年前と比べても、若者の“骨抜かれ度”は格段に進んでいることでしょう。これはもう、若者の自己責任ではあり得ません。
そして、そうやって文明社会がよってたかって人を骨抜きにしていく一方で、それでも「骨のある大人」を育てていくのは、やはり教育にしかできない営みなんじゃないかなと私は思っています。

家庭教育・学校教育・社会教育・地域教育、いろんな教育がよってたかって“骨抜かれ社会”に抵抗していく、そんな時代がしばらく続くのも知れませんね。

骨のある先生方にお会いして、私も背筋が伸びる思いです。

スタッフ 松田考

水, 2010-02-10 21:26 | saposute

松田です。今日は宣伝にやってまいりました。 

サポステの動画サイトは、皆さんご存知ですか?
相談しようかどうか悩んでいるかたに、サポステやスタッフの雰囲気を知ってもらおうと、開設しています。

そこでは、サポステのほか、サポステが御世話になっている機関の情報も掲載しています。
今回、「おがる」というちょっと変わった名前の機関を新たにアップしたので、ぜひご覧ください。
仕事の問題と複雑に関係していることのある「心のこと・発達障害」について、分かりやすく、前向きにお話ししてくださっています。
20分の内容を10分ずつ二つに分けてアップしています。

http://sapporo.youth-network-movie.org/video/