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ブログ

土, 2012-07-21 18:37 | saposute

皆さんこんにちは、大阪生まれの道産子、スタッフの松田考です。

先日、京都で仕事があったついでに実家で晩飯を食べてきたのですが、おかずはお好み焼きでした。
ご飯と、味噌汁と、お好み焼き。
子どもの頃は当たり前に食ってた組み合わせですが、違和感を持った私はすっかり道産子です。考えてみれば実家にいた年数と出てからと、ちょうど半々くらいだなぁとしみじみしちゃいました。

きっとオカンも、久しぶりに帰ってきた息子に、ご馳走をふるまうか、懐かしい家庭の味を食べさせるか、迷ったことでしょう。
お好み焼きは確かに美味しかったのですが、次はぜひ、ご馳走に期待したいところです。

さてさて、本題です。

ちょうど2年くらい前に、不登校のことに関連してブログを書きました。

http://saposute.net/blog/2010/06/12/756.html

学力や社会性を身につける場が、学校以外にあってもいい。
人が育つきっかけが、学校以外にもゴロゴロ転がっている社会がいい。
それを面倒くさがらない大人がたくさんいたら、それがいい。

(以上、抜粋)

抜粋した文章は、「学校以外に育つ場があっても良い」「学校以外で育つ人がいても良い」という当たり前のことを書いていますが、「学校」を「仕事」に置き換えた場合には、どうでしょうか?

OJT=On the Job Trainingという言葉があります。会社に入ると、手取り足取り教えてくれる代わりに「うちは伝統的にOJTでやってるから」と言われることがあります。
何のことはない「イチイチ教えるのも面倒なので、自分で働きながら成長してね」という意味です。うん、とっても便利。面倒くさがりの私は後輩に対しては常にOJTです。

一方、off JT という言葉があります。こちらは、OJTの「on」に比べて「off」なので、「仕事をしながら覚える」ではなく、新人を集めて研修を行ったり、各自が本を読んで勉強したり、といったことを指します。

ここで大事なのは、「on」にせよ「off」にせよ、仕事に就いている人だけが手に入れることのできる成長機会だということです。
大学4年生にとって、就職活動の成否があたかも人生の成否のようなプレッシャーになるのは、まさにここです。
いったん就職につまづくと、挽回するための成長のチャンスすらも持てないような気がするわけですね。

もし、成長できる舞台が就労者だけの特権ではなくて
OLT=on the Life Training(生きてるだけで成長のチャンス!)
OPT=on the Play Training(たくさん遊んで魅力アップ!)
なんていう言葉を、単なる理想ではなく現実のものと感じられるようになれば、若者はもっと安心して自分たちの可能性に挑戦できるんじゃないかと思うのです。

そしてそれは、若者たちを甘やかすなんてことじゃなくて、社会全体のためになると思うんですよね。

んで、肝心な、「そんな場はどこにあんのよ」ってことですが・・・。

これについては、「サポステ(若者支援総合センター)に来て下さいね」なんていうベタなオチじゃなくて、ちゃんとお伝えしたいことがあるのです。

あるのですが、、、これから飲みに行くので、続きは次回。
飲みの場こそ、成長の舞台です。
on the Go-con Training ・・・というのはウソですが、勝負パンツで行ってきます!

スタッフ 松田考

土, 2012-06-30 00:37 | saposute

お久しぶりです、パーマがすっかりお気に入りの松田です。

今回のブログは、先日いただいたサポステ卒業生からのメールをご紹介したいと思います。(ご本人の許可のもと、貼りつけています)

****

お久しぶりです
松田さんは出張とのことで
今、サポステに来てます
もう帰ろうかと思ってますが

だいぶ遅くなりましたが
1年経ちました
もう、あっという間で
なんとも言えません

1年経って思ったことは
意外とやれてるなぁ~
って、思ったことぐらいです
大きな失敗もなく
ポツリと言ったことが
実行されてたり
色々ありました
まぁ、これからもありますけどね

今後…
今も忙しいですが
さらに忙しくなるらしいです

入る前も、入ってからも
毎日同じことの繰り返しだから
などと言われましたが
作業は同じですが
起こることは毎日違いますね

あとは…
腰やったり
虫歯になったり親知らず抜いたりしました

**** 

もらったメールは、以上です。

松田さんは出張とのことで
今、サポステに来てます

なんて書き出しは「松田の留守を見計らってサポステに来た」みたいで私としては少し凹みますが、全体的にはいい感じに肩の力の抜けたメールで、読んでてホンワカした気分になりました。

最後の方も、近況を書いているうちにめんどくさくなってやめた感がアリアリで、こちらとしても「ま、元気そうで何より」って感じです。

なお、メールを送ってくれた方は、サポステに来られるまで職歴もなかったので、人生初の仕事が一年以上つづいていることになります。

もしこのブログを読んで下さっている方の中に、働くことに不安が強い方がいらっしゃったら「まぁ、仕事ってやつは、ボチボチなんとかなるもんなのかもな」と思っていただければ、うれしいです。

そんなこんなで、私も書くのがめんどくさくなった感アリアリで、今回のブログは終わります。

決してネタ切れなわけではありませんので、来月は(卒業生からのメールが来ない限りは)ちゃんと書きます!

スタッフ 松田考

木, 2012-05-31 19:33 | saposute

更新を待ってくださっているモノ好きな読者の皆様、お待たせいたしました!
しっかり下着を洗って出直しました、松田です。

「おいおい、こいつはオモラシでもしたのか?」と思った方、前回のブログをおさらいお願いします。

おさらいついでに前回のブログでは、TV取材のことを書きましたが、皆さん放送はご覧頂きましたでしょうか?私は男前に映ってました?

・・・観た方、いないですよね?

実は先週私もこのことを思い出して、取材に来られたテレビ局の方に「そういえば放送はいつ頃ですか?もう終わってましたっけ?」とメールをしたのですが、返ってきた答えは「すみません、放送では松田さんのシーンは使われないことになりました」ということでした・・・。

若者のホームレス問題を掘り下げるにあたって、やはりうちのセンターはちょっと趣旨が違うという判断になったようです。
いや、だから最初にそう言って私も断ったのに、結果的に私がフラレたみたいです。調子に乗ってブログにも書いたのに恥ずかしいですよ、全くもう!

でもまぁ、考えようによっては、誤解を受けるような伝わり方をしてしまうくらいならボツになって良かった気もしますし、ホッとしたようなガッカリしたような気分です。

さて、気を取り直して、今日あったできごとを。

今日は何と、札幌市長が視察に来られました。「お忍びで来たわけじゃない」とのことでしたので、バラしちゃいました。大丈夫かな?
私はイチ民間人ですが、若者支援総合センターは公設民営なので、市長と意見を交わす機会を頂けたのです。市長直々に若者支援の分野に関心を持っていただけるなんて、本当にありがたいことです。

こうして自分が公的サービスに携わっているのを実感するたびに、私は13年前に東京の建設会社を退職したときのことを思い出します。(ここからは、松田の回想シーンです。いつにも増してワタクシゴトになるので、暇で暇でどうしようもない方と、松田のことを好きで好きでどうしようもない方のみ、ご覧ください)

当時の私は、会社勤めをしながら通信制の大学で教員免許の勉強をしていたのですが、あとは教育実習だけというところまで来たので、課長に相談をしました。
その課長はなぜか私のことをとても可愛がってくれていたので「いずれは人と接する仕事に転職したい」という思いは前々から伝えてあったのですが、いよいよ実行に移したいという相談を切りだしたわけです。

場所を神楽坂の居酒屋に移して、私が「免許を取ったら、学校の先生ではなく、フリースクールのような仕事がしたいと思っています」とお伝えしたときの課長の一言は、今でも忘れられません。

「お前は、人の不幸でメシを食うのか?」と。

非難するというよりも、こちらを試すような課長の眼差しに、私は頭が真っ白になって「人の不幸ではなく社会全体の不幸でメシを食いたいと思っています。不登校は個人の問題ではなく社会全体の問題でありまして・・個人の不幸であると同時に社会の不幸でもあり・・・つきましては・・・ゴニョゴニョ」と、しどろもどろです。

いまにして思えば、何も知らない若造の戯言なのですが、課長はそれをちゃんと聞いてくれました。そして、しばらく黙ったあと「・・・そうか、わかった。それは大事なことだな。じゃあ、困っている本人やご家族からはお金をもらわないで、公共事業としてやれるように頑張りなさい。そのためには、社会全体にお前のやろうとしている仕事を認められるようにならないとダメだぞ。」とエールを下さったのです。

前の会社は、港や道路を造っていましたので、「俺たちの仕事は地図に残るんだぞ」とか「国が発注者ってことは、この港は国民が必要としているということなんだ」というようなことを飲み会のたびに聞かされていましたが、それと同じように「社会に必要と認められる仕事をしなさい」という課長のメッセージは、今でも私の指針になっています。

今の職場に移って最初の数年は、プライベートの時間にフリースクールでボランティアをさせて頂いたりしながら、どうすれば課長の言葉に応えることができるかを、ずっと考えていました。

そうした時期を経て、幸いにもいろいろな出会いや偶然のおかげで、今は利用者さんからお金を頂かずに相談をお受けするのが私の仕事になりました。
公設のセンターに勤務していることで、こうして市長にもお会いできましたし、いろんなところから「札幌市における若者支援」といったテーマで講演をする役目を頂いたりもします。

こうやって書くと、公的な取り組みが優れていると言っているように誤解されてしまうかも知れませんが、もちろんそうではありません。
むしろ、これは民間のフリースクール等でボランティアをさせて頂いていた頃から感じていることですが、公的なお金をあてにせずに自らの実践によって支援の場を作り出している方々には、私は逆立ちしてもかないません。

もしかしたら、課長は私に自ら団体を立ち上げるだけの度量も力量もないことを見越して、遠まわしにアドバイスしてくれたのかも知れません。なんて、さすがにそれは深読みだと思いますが、いずれにしても課長の言葉には今でも感謝しています。

以上、自力で設計図を描く力の無かった私が、課長に与えられた「利用者さんから直接お金をいただかない」というミッションに導かれて、気がついたら13年が経って、今日があるんだなぁという個人的な感慨でした。

去年、その課長とお酒を飲む機会があったのでそんな話をしたら「俺、そんなこと言ったかなぁ」なんて仰ってましたけどね。

さてさて、昔話はこれくらいにして、6月も頑張っていきたいと思います!

スタッフ 松田考

金, 2012-04-27 21:15 | saposute

皆さま、こんばんは。最近、変な咳が止まらない松田です。老化は喉から、なんてことはないですよね??

さて今日は、ブログらしく「今日あったこと」を書いてみたいと思います。

今朝はテレビ局の取材がありました。いま若い人たちに忍び寄る「貧困・ホームレス」という問題を特集している番組らしく、私も「直接の専門家ではないので」といったん断ったのですが、かと言って若者の抱える困難とは無関係ではないので、最終的にはお引受けしたのです。

カメラの前で、自分としては、こんな感じのことを話したつもりです。

①私は、仕事に就いていないということが、収入減を失うということ以上に人との繋がりを奪う、ということを問題視しています。

②「今の若者と貧困について」と聞かれても、ひと括りに答えることはできないです。少なくとも、お金・人との繋がり・仕事の3つが「もしどれか1つを失ったら、残りの2つも一気に失う」という状態にある人と、「もしどれか1つを失っても、残りの2つの力で何とかしのいでいける」という状態にある人とでは潜在リスクの度合いが全然違うので。

③サポステでは、学校との連携を強化しながら、できるだけ早い(空白期間の短い)うちに利用してもらえるように努めてきました。そうしてここ何年かで10代の比率があがるにつれ、貧困の問題が身近になってきたのは事実です。これは、「若い人(世帯)ほど貧困だ」ということではなく、「20代を超えて貧困に苦しんでいる人(世帯)は、サポステに繋がる力さえも失っていく。そういう苦しい層の人たちを私たちは見過ごしてきただけだ」ということを意味しているのだと反省しています。

という感じなのですが、どのように編集されるかは分からないので、とても不安です。
前にも一度書きましたが、「誤解を恐れずに言うと~~」っていう前置きの部分をカットされてしまうと、誤解を生むことになるわけですし、それで誰かを傷つけたり、サポステへの不信感を抱かれたりするのは、絶対にイヤなのです。

でも、苦しんでいる若者の問題を社会全体で共有するためには、取材などの機会はとてもありがたいのも事実です。なので、いつも悩みながら引き受けてしまうのです。
ちなみにオンエアなどは私も詳しく聞くのを忘れたので、分かりません。TV局の方から連絡が来たら、一人でこっそり録画してみようと思います。

とまぁこのように、午前はテレビの取材だったのですが、午後はうってかわって、若者の有償ボランティア(ボラバイト)を受け入れてくださる果物農家さんの見学に、利用者さんと一緒に行ってきました。

こういうお仕事の方が百倍、好きです。

こんな感じ、まだ雪解け水の残る、山奥の果樹園です。

ということで、夕べの私は「テレビ用におめかししたいけど、果樹園見学に行ったら汚れるしなぁ」ということで服装にめちゃくちゃ悩んでいました。
(ちなみに、わざわざ着替えるのは面倒なのでイヤです。)

結果、テレビ用に「ちょっとキレイ目な上半身」と、果樹園用に「汚れても良い下半身」に分けることで解決したのですが、今回に限らず、私は結構服装に悩むことがあります。

何に悩むかというと、オシャレかどうかは実はどうでもよくて、服装が相手にどんなイメージを与えるかです。
特に初対面の人とお会いすることのある日には、ネクタイをすることで信頼を得ようとすることもあれば、ラフな格好をすることで親近感を持ってもらおうとすることもあります。私はもともと親近感を抱きにくいキャラなので、そういう場面はあきらめて他のスタッフに任せることも増えてきましたが。

このことについて、前に誰かから「服装は、内面の一番外側だ」という言葉を聞いたことがあります。
なるほどな、と思いますね。
人を見た眼で判断するのが良いか悪いか、ということとは別に、その人のポリシーみたいなものは服装に表れているように思います。

では、それに対抗して、「心は、服装の一番内側だ」というのは、どうでしょう?
これは誰からも聞いたことのない言葉です。いま私が作りましたから。
人の心の在り様は、下着の中の下着(男の中の男、みたいな表現ね)、ということです。

考えてみれば、心と下着の共通点はたくさんあります。
・軽々しく普段から人前に出していると、安っぽく見える
・ここぞというときに勝負できるよう、日々準備しておかなきゃね
・こまめに洗濯しないとダメですよ
ということです。

・・・何を言ってるんだ?こいつはアホか?と思ったでしょ。

いやいや、下着も心も同じように洗濯が大事なのです。
ということで私は明日からゴールデンウィーク、心の洗濯をしてきまぁす!

こんなオチで、すんません。

スタッフ 松田考

土, 2012-04-21 21:56 | saposute

皆さまこんばんは!スタッフの松田です。

今年度最初のブログは・・・なんと、まさかのパクリです。
と言っても、私自身が書いた文章のパクリですから、著作権的には全く問題ありません。

サポステでは、日頃からお世話になっている機関に向けて、不定期でお出ししている「サポステだより」というものがあるのですが、今日その編集を担当しているスタッフから「松田さん、年度頭の挨拶よろしく」とブン投げられまして、つい5分ほど前に書きあげたのが以下の文章です。

せっかくなのでブログに使い回します♪

**ここから、コピペです**

さっぽろ若者サポートステーションならびに札幌市若者支援総合センターを温かく応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。

おかげさまでサポステも7年目に突入するわけですが、よく考えればこれまでサポステと若者支援総合センターの違いをキチンと説明したことが無かった気がしますので、今日はこのことについて書いてみようと思います。

若者サポートステーションは、厚生労働省が若年無業者の就労支援を目的に全国115カ所で行っている事業です。
「就職に向けて、ハローワークよりも手厚いサポートを必要とする若者っているよね?全国各地の団体に国の予算を託すから、そういう若者の仕事相談のための専門スタッフを配置してね。」というのがその趣旨です。

このように、サポステはあくまで就労を目的にしているので、全国各地のサポステでは「何人の若者が就労したか」という成果を一年ごとにチェックされます。まさに就職させてナンボ、というのがサポステの役割です。

一方で、サポステの相談を行っている札幌市若者支援総合センターという施設は、若者の社会的自立を目的に札幌市が設置しています。この「社会的自立」というのは就職に限ったことではないので「まだ仕事相談どころではない」という段階の方も含めて、若者支援総合センターでは様々な相談を日々お受けしています。

ただ、一人の人にとって「仕事の悩み」と「それ以前の対人関係の不安」とは、切り離せるものではありません。「サポステ」と「若者支援総合センター」も、その違いを利用者さんに説明することはほとんどありませんし、利用者さん自身も気づかないうちに、元気を取り戻していくプロセスから働く場を手に入れるためのプロセスに繋がっていけるのが理想です。
そのために、それぞれに所属するスタッフが、ここでは一つのチームとして取り組んでいます。

ということで、長々と違いを説明してきた結論としては、「若者支援総合センターとサポステ?同じなんでしょ?」と思って頂ければ本望です。

今年度も、両方あわせて皆さまどうぞご贔屓に!

***コピペ、ここまで***

という感じです。

このブログでも、いつかは「サポステ」と「札幌市若者支援総合センター」との違いを説明しなきゃなぁ、とずっと思っていたのですが、今回こんな形で発表することができました。
ちょっと肩の荷が下りた気分です。

ただ、自分で貼りつけておいて何ですが、お世話になっている方にお送りする文章なのに、先に発表しちゃっていいのか、という罪悪感が無きにしもあらずです。っていうか、あります。

しかも、前回に続いて何の面白みもない文章をブログに・・・。

あぁ・・・ごめんなさい。
次回こそはめっちゃ面白いこと書きます!

なんてハードルを上げてしまうと書けなくなるので、せめて次回はパクリじゃない文章を書きますね。

ではでは、今年度もどうぞよろしくお願いします!

スタッフ 松田考

金, 2012-03-30 22:05 | saposute

皆さま、こんばんわ。
毎月一回の更新ノルマを自分に課したことを反省しています、スタッフの松田です。

突然ですが、サポステでは、大晦日よりも3月31日が一年の区切りです。
そこで、タイトルにあるように今年度を振り返って、出会いと別れについて今日は書いたのですが、先ほどアップしようとボタンを押したら全部消えてしまいました。

言い訳だと思われますでしょうか。
「宿題やったけど持ってくるのを忘れました」って言っている小学生みたいですか?!

・・・許して下さい。

本当に書いたのです。
書いたのですが、消えてしまったのです。

今年の別れは、私にとって大きすぎました。だからきっと、アップできなかったのです。

すみません。本当にすみません。

前を向いていきましょう。

4月は出会いの季節です。

もし一人で悩み苦しんでいる方がいたら、ぜひサポステに出会って頂ければと思っています。
それがより良い出会いになるように、私たちも新メンバーで4月から頑張っていきたいと思っています。
強引な展開で、読んでくださっている方には、とってつけたような文章に感じるかも知れませんが、これは本心です。
消えた文章の、一番お伝えしたかった結論だけ、もう一度書いてみました。

4月からもどうぞよろしくお願いします!

23年度のスタッフ全員を、全員を代表して。
松田考

金, 2012-02-17 20:41 | saposute

皆さまお久しぶりです、松田です。2月いっぱいはバレンタインデーを延長しますので、チョコください!愛をください!

・・・すみません、取り乱しました。

さて、いつもながら私ごとで恐縮ですが、最近いろいろと現場を離れる機会が増えてきたので、そのぶん職場にいる日は個人面談の予定を少し入れるようにしています。

二兎を追うなんてブログも以前に書きましたが、やはり若者に向き合うことをおろそかにしたくないな、と思うのです。

ここでちょっと手の内を明かしますと、私の面談手法(?)は、相談に来られた方がモヤモヤとこんがらがってうまく表現できないでいることを、対話によって整理していくというのがメインです。

うまくいくと、「そうそう!私がずっと突っかえてたのは、そういうことです!スッキリした~」という風になります。逆に、「心の悩みを黙ってじっくり聴いてほしい」という相談の場合は、私は不向きなので別のスタッフがお話をお伺いすることになります。

このように、言葉にならない胸の内を対話を通じて言葉に変換していくという場合、「言葉を操る力」がとても重要です。(ですから、私は趣味と実益を兼ねて、いろんなジャンルの本を読むようにしています。)

その次に重要なのは、単語や表情といった断片的な手がかりをもとに、その方の言いたいことを「組み立てる力」です。

この「組み立てる力」は非常に理系的な要素が強く、私はたまたま高校から大学、前職まで理系の道を歩んできたおかげで、この力が培われたのではないかと思っています。
そのぶん、豊かな情緒は育まれなかったわけですが・・。

さらにタネを明かせば、スッキリしてもらうための方法として「あなたが先ほどから仰っている気持ちは、こんな感じですか?」なんて言いながら簡単な画を描いたりもします。

そこで今日のブログでは、相談者が家から出られなくなったときの状態や、逆に出られるようになったきっかけなんかを、ご本人の話を聞きながら作った画を再現してご紹介したいと思います。

私は工学部出身なので、流体力学とか河川工学なんていうのも学びました。下の画は川です。川だと思ってください。

水が上流から下流に流れるように、行く川の流れのように、人が日々すごしている状態をイメージしてください。
次の画は、ふとした拍子に水が川のくぼみに入りこんだ様子です。人で言えば、仕事や学校、対人関係などを離れて、一休みの状態です。

このくぼみ(淀みといったりもします)に水が入ると、あたかも逆流するかのように、渦を巻くことになります。笹舟を流したのを想像して頂くと分かるかも知れません。

笹舟がいったんこの渦に入ると、そこから出ようとしても、元の流れにぶつかって、出られなくなります。流れ(世間のスピード)が早ければ早いほど、合流するのは至難のワザになるわけです。
このときに、後ろからいくら押しても流れに跳ね返され、グルグルと渦を回ることになるので、途方にくれる親御さんもいます。また、後ろからの親の圧力と前の流れの厳しさに挟まれて苦しむ若者もいます。
これが、ひきこもりと呼ばれる状態を理系テイストで表現したものです。

この状態を抜け出すには、下の画に赤で示したような防波堤を置いて、川の中にゆるやかな「たまり場」を作ることです。
そうすることで、笹舟はゆらゆらと川の中まで出てくることが可能になります。

そして、いったん防波堤の後ろまで出てくれば、あとは徐々に流れに合流していくだけです。
もうお分かりかと思いますが、私たち若者サポートステーションは、この赤い防波堤のように、社会の中に少しゆるやかな場を作る役割を担っています。

参考までに言いますが、もし防波堤もなく、くぼみとなっている家庭全体が外の社会から孤立して長い時間がたつと、川とくぼみは分離していきます。

川から分離して水たまりの状態になると、元の流れに戻るのが大変なだけでなく、渦を巻くことができなくなります。水は、動いていないといつか濁ってしまいます。人もまた同じです。

ですから、たとえ逆流しているように見えても、同じところをグルグル回っているように見えても、安心して渦を巻いていられるくぼみ(安心してひきこもれる環境)は大切なのです。

もちろん、だからと言ってご家族も「ただ何もせずに待つ」のではありません。
くぼみが外の流れと断絶しないように、ご家族の方が外に出ていろいろと(楽しく)活動することも大事ですし、渦が(さしあたってどちらの方向であれ)流れるエネルギーを蓄えられるような環境を作りながら、「積極的に待つ」ということが大切かと思います。

ご家族とご本人、そして私たちとの信頼関係が原動力となって、笹舟はループ状態から抜け出し、少しずつ流れに戻っていくのです。
(だからサポステでは、ご家族の方からのご相談もお受けしています)

いかがでしょうか?
理系人間の説明で、スッキリ!していただけたら嬉しいです。

おまけ)
どなたか、この一連の画をパワーポイントで作ってくださったら嬉しいです。作成してくださった方には、ホワイトデーにチョコ差し上げます。

スタッフ 松田考

火, 2012-01-17 18:27 | saposute

皆さま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

頂いた年賀状に返事を出していないことが胸にひっかかって、良くも悪くもお正月を引きずっているスタッフの松田です。

松前の有澤くん、年賀状ありがとう!返事出さなくてごめん、教え子の卒業式で思いっきり泣いてください!君なら生徒たちも一緒に泣いてくれると思うよ。

前に勤めていた会社の尊敬する先輩、高下さん、年賀状ありがとうございます!お世話になりっぱなしなうえに、年賀状まで頂いて恐縮です。喪中なんです、いや、ホントですって。「結婚は恋愛の墓場だぞ」という高下さんの名言、12年経っても忘れていません!

佐賀の谷口さん、あけましておめでとう、いや、しかし君の年賀状はいつも字が多すぎやで!

・・・すみません、個人的な挨拶を延々と書くわけにはいきませんので、お正月気分はここで卒業します。

さて、ここから先は真剣です。
前回のブログで「若者の声を発信していくんだい!」なんてことを書きましたが、さっそくこちらの若者サポートステーションを利用している若者3名に、ビデオカメラの前で本音を語ってもらいました。

最近では、「元ひきこもりの当事者が語るセミナー」などもいろんなところで開催されていまして、私なんかが聞いても「あぁ、この内容をいま苦しんでいるご本人やご家族が聞いたら、とても参考になるだろうなぁ」と思うようなお話がほとんどです。

ただ、せっかくのお話も、そういうところに行くこと自体に抵抗のある方や、人がたくさん集まるところには行けないという方には、聞いてもらうことはできません。
そこで、うちの利用者さんに、苦しんでいる若者やご家族向けに、体験談をカメラの前で話してもらえないかという相談をしたところ「自分の経験が誰かの役に立つなら喜んで」と協力をしてくれたというわけです。

映像は、私や他のスタッフとの対話形式で、
「自分が家から出られずに苦しんでいた頃のこと」
「そのときの、家族に対する感情や望んでいたこと」
「一歩を踏み出したきっかけ」
「利用者の目からみて、サポステはどういうところか」
「これからに関する不安」
などなど、たっぷり2時間のインタビューを収録しています。

「息子はずっと家にいるが、地雷を踏んでしまいそうで、将来のことをどう考えているのか聞けない」
という親御さんにとって、きっとお役に立てるものと思います。

「改まって親にSOSを出すのは絶対にイヤだけど、とりあえずサポステがどういうところか探りを入れることから一歩を踏み出そう」
という若者にとって、きっとお役に立てるものと思います。

郵送にかかる費用とディスク等の実費負担は頂きますが、札幌以外の方でもご希望があればお届けします。(出演してくれた3人も、より多くの方のお役に立てば、ということでOKしてくれています)

親に知られないように受け取りたい、娘に内緒でまずは内容を観てみたい、といった個別のリクエストや記録媒体などをお伺いしますので、ご希望あるいはご質問などがありましたら
電話011-631-8008 もしくは sapporo-saposute@syaa.jp まで
「DVDの件で」というタイトルでご連絡をください。
※お電話は1月24日(火)以降にお願いします、メールのお返事もその日より後になりますのでご了承ください

なお、万が一たくさんのお申込みがあった場合にはデータ複製などにお時間がかかるかも知れませんので、予めご了承ください。

「誰かの役に立ちたい」というメッセージを、若者たちを代弁してお届けしました。
あなたの「はじめの一歩」となりますように。

スタッフ 松田考

土, 2011-12-17 19:43 | saposute

皆さまこんばんわ。スタッフの松田です。

先日の皆既月食はご覧になりましたでしょうか。
実に幻想的で奇麗な月だったらしいですが、餅をついている最中に足場が消えてしまったら、ウサギもたまったもんじゃありませんよね。

ということで、今日の家族の会は、前のブログで鍋パーティーと書きましたが、ウサギたちのリベンジを兼ねて、餅つきに変更しました。

こちらを利用している若者と、家族のことで悩んでいる親御さん、総勢15人くらいで、約4升(40合)の餅米を昔ながらの臼と杵でつき、きなこ・砂糖醤油・黒ゴマ・スナック菓子・ずんだ・お汁粉とバラエティに富んだトッピングで、たらふく頂きました。

食事のあとは、若者利用者たちが、こちらを利用する前の自分の体験をもとに、ご家族へのアドバイス(?)などを話してくれ、有意義な出会いの場となったように思います。

参加して頂いた皆さん、ありがとうございました!

 

ところで、皆既月食のあった日、私は東京に行っていました。
前にも秋田でメイドさんのお出迎えを受けたことをブログで書きましたが、最近は札幌以外のところでも私たちの取り組みについてお話をさせて頂く機会があります。
あるいはこれまた前にブログで書いたように、新聞に取材して頂くこともあります。

念のために書いておきますと、私自身は、人前で喋って目立ちたいわけでも、名前を売りたいわけでも、ましてやブログでそれを自慢したいわけでもありません。

ではなぜ、そういう「喋り仕事」を引き受けるか。

今の若者たちに何が起こっているのか、なぜ多くの若者たちがこんなに苦しまないといけないのか、といったことを発信する必要があると思っているからです。
あるいは、そうする責任のある立場で仕事をさせて頂いていると思っているからです。

私たちの仕事の一つは、若者に向き合って話を聴くことです。
カウンセラーのような役割ですね。

他に、若者と一緒になって行動し、課題解決に向かうのも私たちの仕事です。
耳慣れない言葉かも知れませんが、ユースワーカーという私たちの役割です。

そして、若者世代の声を代弁し、社会をより良くするために発信していくのもユースワーカーの仕事なのです。

若者に向き合い、
若者と共に行動し、
若者(の声)を背負って発信する。
三つの視点に立ち、三つの目的を追うのです。

若者「に」、若者「と」、若者「を」の視点、「カッコ」の中をつなげると「にとを」になります。「にとを」つまり「二兎を」追うのが私たちの役目なのです。

分かっていただけたでしょうか。

皆既月食、餅つき、そして「二兎を追う」・・。もうすぐ終わる今年の干支「ウサギさん」にちなんだブログだと、分かっていただけたでしょうか。

そして、干支に絡んだということは、今年はこれを最後のブログ更新にするつもりでいると、分かっていただけたでしょうか。

決して、言葉遊びでふざけているわけではありません。新年も一所懸命、若者「に」向き合い、若者「と」歩み、若者「を」背負って発信することを、スタッフ一同、頑張っていきたいと思っています。

それでは皆さま、新年もどうぞよろしくお願いします、良いお年をお迎えください!

 ~本年も大変お世話になり、ありがとうございました~
札幌市若者支援総合センター
(さっぽろ若者サポートステーション)
スタッフ一同より

金, 2011-12-02 17:43 | saposute

最近、中学校の進路探求の授業で話をしたのですが、生徒さんに書いてもらった感想文のなかに「一所懸命、話をしていた」「例え話をなかなかうまく使っていた」「声の大きさを使い分けていた」なんていうのが結構あって、なぜだか凹んでいる松田です。
「なに目線やねん!」と突っ込んでやりたいところですが、感想のなかには「言葉がなまっていた」なんてのもあり・・・ドンマイ、俺!

という前置きは、いつものとおり内容とは無関係で、今日はプログラムの一つ、家族の会のご紹介をします。

「サポステ?若者支援総合センター?うちの子が自分からそういうところに相談に行くようなら、そもそも苦労しないよ!」というご家族の方からのニーズにお応えして、個別の家族相談に加えて月に一回実施しているのが、家族の会です。

この会の狙いはいくつかありまして、ネタばらしをしておきますと

①ご本人が来所するきっかけに
行き詰った状態にあるご家族にとって、就職関係の話は地雷だったりもします。「こういうところに相談に行ってきたら?」と親御さんにとっては「提案」をしたつもりが、言われた側にとっては押し付けや責め口調に聞こえることもあるかと思います。
そこで、いったん親御さんご自身のお出かけ先として家族の会を使っていただくことで、「うちの親が毎月楽しみに出かけてるけど、サポステってどんなとこなんだろう?」とご本人に(ムリなく)関心を持っていただくきっかけになることがあります。

②親御さんの気持ちを少しでも楽に
親にとって「我が子を心配する気持ち」も辛いでしょうが、若者にとって「我が親に心配される気持ち」も実は辛いものです。
親御さんの気持ちがちょっとでも和らぐことで、親子関係がお互いにずいぶんと楽になることがありますので、家族の会で少しでもストレス発散できるよう、交流会などを企画しています。

③ちょっとでもヒントを持ち帰って
「確かに月に一度、気持ちは楽になるけれど、結局具体的には何の役にも立たないわ」ということでは、いずれマンネリ化して、足が遠のいてしまいます。そうならないよう「楽にもなるし、役にも立つ」という場づくりを私たちは目指しています。

というような趣旨で行っている家族の会ですが、特に③に書いたヒントを持ち帰っていただくために、だいたい毎回、いま利用している方(若者当事者)にも参加してもらっています。

「親にこういう風に言われたのをきっかけに、相談に来てみようと思った」
「親にこういう風に言われたら、嫌だった」
など、今よりも一歩手前にいた頃の自分の本音を話してもらうことによって「自分の親には言えないけど」「自分の子どもには聞けないけれど」みたいな意見交換ができます。

11月の会にも、3人の利用者さんに参加してもらったのですが、うち一人の方のことを、ご本人の許可ももらったので今回は書きたいと思います。

彼は、30代中盤になって一度も働いたことがない状態でこちらに来所され、有償ボランティアなどのプログラムを経て、先月から清掃のアルバイトに就いています。

そんな彼に、私が聞いたことの一つが、「頑張った結果、アルバイトに就くことができたわけですが、次は正社員にならなきゃという焦りや、今の仕事や収入でこの先ずっとやっていけるのだろうか、という将来への不安はないですか?」というものでした。

「一般的な常識(なんてものは本当は幻影なのですが)」では、どうしても学校→就職、あるいは、空白期間→とりあえずアルバイト→正社員というルートでものごとを考えがちですが、それに対する当事者の考えを、参加している親御さんたちに聞いて頂きたいと思い、あえて、意地悪な質問です。

本人の回答は、こうでした。

 

今はそんなことよりも、少しでも時間内に奇麗に終わらせられるよう工夫しながら頑張っているところです。今まで36年間、働いたことが無かったので、非正規だとか正規だとか関係なく、とにかく働ける喜びをとても実感しています。

 

おそらく彼からすれば、ただ淡々と本心を説明しただけだったと思いますが、聞いていた親御さんからは「素晴らしい」「すごい」という感想が漏れていました。(私は鳥肌がたちました、本当に)

今回参加された親御さんにとって、いずれ我が子がアルバイトやボランティア活動を始めたときに、「よし、次は早く正社員を目指さないとな」と本人のやる気を削ぐようなことを言わずに済んだとしたら、それは彼からのヒントのおかげかも知れませんね!

12月の家族の会は、親子(と言っても他人の組み合わせですが)鍋交流会を予定しています。
興味のある方は、メールか電話にてお問い合わせください。「ブログみたよ」で私のお酌を無料サービスとさせていただきます。

スタッフ 松田考