ナビゲーションメニューへ

saposuteさんのブログ

金, 2017-06-02 12:35 | saposute

親愛なる皆様、おはようございます。

昨日、うちのスタッフが誘ってくれたのでプログラムにお邪魔してきました。

参加者の皆さんが作った美味しいご飯をご一緒しながら「やっぱり現場はいいなぁ」なんてしみじみ思いつつ、勢いに乗って「皆さんの中で、ブログを読んだことのある方ってどのくらいいます?」と聞いてみたら、なんと半分以上の方が手を挙げてくれました。

なんだかとっても嬉しかったので、私のブログ史上最短頻度で更新してみようと思います。

前回は、アキラ100%さんになぞらえて、股の力・・じゃなかった、肩の力を抜いていきましょう、というようなことを書きました。

お笑いネタ続きで、今日は漫才師オセロ(もう解散したけど)のことを書いてみます。

・・・

「さっき喫茶店にオセロの二人いてんけど、実際に見たらホンマに肌の色が白と黒やったわぁ」

「へぇ、コンビ名どおりやな」

「しかも、片方はミルク、相方はアイスコーヒー飲んでたわ」

「白と黒、まさにオセロやな!」

「それだけちゃうで、偉いもんでちゃんと角の席に座っとったわ!」

「まじで!?オセロの必勝法やん!」

・・・

っていうネタは関西人なら鉄板ですが、皆さん、オセロの必勝法って知ってますか?

一つは笑いのネタどおり、角を取ることですよね。

他にも、あまり知られていませんが「相手の選択肢が少なくなるように置いていく」というのがあるそうです。

よくオセロって「いま置ける場所はこの5箇所で、ここは3枚返せて、こっちやと6枚いけるけど次に相手にもっと取られるし・・」なんて考えるじゃないですか。

それを「いま置けるのがココだけなので、次に全部ひっくり返されるのが分かってても置くしかない」とか「あ、置ける場所がないからパスだわ」っていう状況に相手を追い詰めるのが、勝つためのコツなんですって。

相手の選択の余地を奪っていくのが必勝法。
何だか残酷だと思いませんか?

「選択肢がない状態」って本当に息苦しいですよね。

よく親御さんからの相談で聞きますが「学校に行かないでゲームばっかりしている子」は、果たして「たくさんできることはあるのに、怠けたくてゲームを選んでいる」のでしょうか。

もし、あとの人生でひっくり返されることなんて重々承知のうえで、それでも今の心身の状態で選べる過ごし方がゲームくらいしかないのだとしたら。

もし、このブログを読んでいる方の中に「一刻も早く仕事を探す」くらいしか今の自分に許される選択肢が無いと思い込んでいる方がいたら。

ひっくり返されることが分かっている一箇所、そこしか置き場のないオセロ盤を前に、途方に暮れているあなたへ。

ちょっとオセロを打つ手を休めて、対戦相手とおやつタイムに入るなんて選択はどうでしょう?

今すぐ置くか置かないか、オセロに勝つか負けるか、そんな二者択一から自由になることができたら、相手と一緒に楽しく過ごす方法はいくらでも見つかるはず。

「学校に行くか休むか」「今すぐ働くかどうか」という目先の二者択一を少し脇に置くことができれば、あなたと家族、あなたと周りのみんながハッピーになる方法なんて、本当はいくらでもあるはず。

気がついたら目の前の一マスしか見えなくなっている、そんな状況に追い込まれているあなた。

すこし顔を上げて、そして股と肩の力を抜いて、おやつタイムでもしませんか?

「おやつタイム参加」という件名で空メールをサポステ宛に送信してくれれば、私が責任をもって日程を調整のうえ返信します。
おやつでも食べながら、一緒に今の局面をひっくり返しましょう!

スタッフ 松田考

念のため、おまけ)
私たちスタッフは皆様からの贈答品は一切受け取ることはできませんが、皆さんがおやつを持ち込まれる分には、当センターは飲食自由ですのでご安心ください。
なお私はシュークリームが大好きですが、何を持ち込むかはもちろん皆さんの自由です。

月, 2017-05-29 13:20 | saposute

親愛なる皆さまこんにちは、スタッフの松田です。

先日、サポステ利用中の方と話していて「ストローのブログ、すごく共感しました」と言って頂きました。
とーーっても嬉しかったので、過去ログを探しました。これです。

http://saposute.net/blog/2015/03/17/1455.html

雑にまとめると「完璧を目指していても、どうせ人間どこかに穴はあるから、気楽にいこうぜ」ってことですね。

ところで皆さん、アキラ100%っていう芸人さんをご存知ですか?

ちょっと前から売れっ子になった(そしてちょっと後には売れっ子じゃなくなっているかもしれない)「素っ裸になってお盆で股間を隠して一人コントをやる人」です。

冷静に言葉で紹介すると面白さが全く伝わりません(むしろ・・)が、実は私は結構好きなんです。

「この人アホやけどめっちゃオモロイなぁ」なんて思って観てたのですが、つい先日、アキラ100%と私、同じ42歳ということが分かりました。

なんと言えばよいのか・・・衝撃でした。

え?!こんな感じの40代でも良いの??

いや、むしろこんな感じだからいいのか!?

と、冒頭の過去ログのストロー事件のときと同じくらい、私の中の「新たな扉」が開きそうです。

どんなに立派な御人も、生まれたときは裸んぼ。
肩の力を抜いて、バカバカしく生きてやりましょう。

スタッフ 松田考

水, 2017-03-22 10:35 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

今日は元サポステ利用者のSさんから頂いたメールを転載します。
(ご本人の許可を頂いています)

Sさんはサポステ利用を経て、三年半前に契約社員となって働いていましたが、今月末をもって、契約を更新しないことを自ら選択されました。

以下、Sさんから私宛に頂いたメール(抜粋)です。

*** ここから ***

今は窮屈な現実から逃れられる安堵感や、失業することで所属先を失い、また過去の自分に戻ってしまうのではないか?という恐怖感、契約自体は全うしたものの、ただ辛い現実から逃げてしまったのではないか?、という、情けない気持ちなど、様々な思いが交差しています…。

ただ、三年半の就労経験を経て言えることは、仕事自体への意欲は寧ろ増すばかりで、早く新しい職場を見つけて今後もしっかり働き続けたい、過去の長期間無業状態には絶対に戻りたくない、就労者という立場を維持して社会的身分を確立し、正々堂々と生きていきたい、ということです。

今回、退社することで、就労者の立場を一度手放してはしまいますが、礼儀や挨拶の基本行動に厳しく、常に状況変化を伴う職場で三年半我慢したことは、職歴の乏しかった自分にとっては良い修業期間になりました。

逆に、退社を決断するキッカケになってしまった、対人面や環境適応などの苦手要素は、今後克服するべき課題として、少しでも改善出来るように取り組み、4月以降は少しでも長く定着出来るような職場を見つけていきたい、と思います。

大学を卒業して以降、長年、ニート・引きこもりの無業状態だった自分が就労者になり、三年半、何とか持ち堪えたことは、サポートステーションでの支援から始まり、若者活動センターでの様々な経験を経て、心身共に働く基礎を作ってきたからこそ実現出来た、と思っています。

今回はちょっと残念なご報告になってしまいましたが、もう一度初心に返り、また良い報告が出来るように精一杯頑張りますので、今後もよろしくお願いします。

***ここまで***

転載は以上です、Sさんどうもありがとうございます。

出会った頃は「自分でも甘いって分かってるんスけど、やっぱり働くのは怖いんスよね・・・」といつも言っていたSさん。

何年もかけてサポステを卒業したSさん。

三年半の就労を経て、びっくりするくらい立派なメールを送ってくれたSさん。

新たな一歩を応援しています!

さて、雪深い札幌にも、確実に春が近づいています。
卒業と、出発と、再出発と、いろんなドラマが生まれる季節です。

映画「サポステ」の主演は前田敦子さんですが、皆さん一人ひとりの人生の主人公は、紛れもなく自分自身です。

山あり谷ありの皆さんのドラマに、脇役としての出演オファーをお待ちしていますね。

スタッフ 松田考

水, 2017-02-22 09:58 | saposute

親愛なる皆様、おはようございます。

あと、あけましておめでとうございます。

突然ですが、見ましたか?見ましたよね!

サポステの元締め?である厚生労働省がサポステの宣伝用映画を作って、ネットで公開しています。

http://saposute.mhlw.go.jp/

映画のタイトルは、ずばり「サポステ」。うん、そのまま。

監督は河瀬直美さん、元AKBの前田敦子さんが主演でサポステ相談員役という豪華布陣です。

で、2月9日に渋谷某所にてマスコミ向けの公開試写会がありまして、ワタクシ仕事で行ってまいりました。

「10年以上サポステを続けている数少ない団体を代表して、サポステのことを詳しくマスコミに説明せよ」というご用命です。

主演のあっちゃん(あえて、あっちゃんと呼ばせていただきます!)と会えるとあれば、そりゃあ引き受けますよね。

ところが、喜び勇んで行ったものの、肝心のあっちゃんと河瀬監督はビデオ出演だけで会場にはいらっしゃらず、でした。

しかもマスコミの方は「河瀬監督が撮ったあっちゃんの映画」を取材に来られているわけで、サポステそのものに興味があるわけではない。
「お前の話には興味ねぇんだよ」という会場の空気をヒシヒシと感じながら10分間のプレゼンを喋りきるという、なかなかの荒行でした。

それでも、巨大スクリーンで見るあっちゃんは可愛らしくて、

こんな新人相談員がうちにいたら、俺も悩みを相談しちゃうなぁ・・・

前田と松田なら出席番号近いし、小学校一緒なら隣の席やったかもなぁ・・・

なんてことを映画館の暗闇で想像するだけで、わざわざ渋谷まで出かけていった甲斐がありました。はい。

今となっては、この映画の評判を気にしたあっちゃんが、「サポステ 前田敦子」なんて自分でぐぐったりして、このブログにたどりつかないかなぁ、なんて妄想にまで拡がっています。

ちょっとでも検索に引っかかるように、単語並べとこ。

「前田敦子 サポステ 元AKB あっちゃん 映画 前田と松田」  

・・・とまぁ、痛いおっさんのブログはこのくらいにして。

映画「サポステ」はweb限定で3月末までの限定公開、10分弱のショートムービーなのでぜひご覧くださいね!

http://saposute.mhlw.go.jp/

最後に、とっても大切なこと。

webで動画を観ると、とっても通信料がかかります。

そんなあなた、さっぽろサポステはWi-fi 使えます。
そしてこのブログを観たあっちゃんが、札幌旅行のついでにプライベートでさっぽろサポステに来る可能性も0.000000000001%くらいあります。

あっちゃんはいなくても、あっちゃんの親戚のオバチャンくらいには見える相談スタッフと共に、皆様をお待ちしています。

スタッフ 松田敦子

月, 2016-12-19 16:45 | saposute

親愛なる皆さん、こんにちは。スタッフの松田です。

「伝えたい思いもあるし、そのうち更新しないとなぁ」
「でもまぁ、今日やらなくてもいっかー」
なんて逃げているうちにズルズル、冬になってしまいました。

そんな私を神様が見かねたのか、先ほど、ブログを読んでくださっているというKさんから、初めましてのメールが届きました。

サポステの存在は前から知っていたけれど、ブログを読んで「サポステって、目標や考えがまとまってなくても利用して良いんだ」「頭の中はグルグルしてるけど、とりあえずメールだけ送ってみよう」と思ってくれたそうです。

確かに、どんなことで悩んでいるとか、これからどうしたいとか、そんなことは全く書かれていない軽いタッチのメールでした。
(それでもたくさん悩んだ末に送信ボタンを押してくださったんだと思います)

私もついそのタッチに乗せられて、Kさんのことを聞きもせずに「どんなブログを書いたら良いですかねー」なんて、むしろこちらから相談をさせてもらっちゃいました。

そしたら「そんなきっちりしたこと書こうと思わず、気軽に更新したらいいんじゃない?」とKさんが背中を押してくれたので、ソッコーでブログを立ち上げた次第です。

白状すると、私も心のどこかで「更新するからには、ちゃんとしたもの書かなきゃ」と思っていたところはあったかも知れません。
こんなことでは人様に向かって「失敗しても良いから気軽に一歩を踏み出そう」なんて偉そうなこと言えないですね。

Kさんに背中を押してもらえたのが何だかとっても嬉しかったので、軽い気持ちで更新してみました。

こんなにテキトーに、こんなに楽しく、こんなに中身もオチも考えずに、こんなに短時間で仕上げたブログは初めてです。

いつかしなくちゃいけないけれど、別に今日じゃなくてもいいことって世の中にはたくさんありますよね。

うまく言えませんが、今日をそんな「いつか」にしてくれたKさんに感謝です!

「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」byポコ

それでは皆さま、よいお年をー♪

スタッフ 松田考

木, 2016-06-09 19:58 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

今週、サポステ宛に「いつになったら松田はブログを更新するんだゴルァ」というメールが(もっとソフトな言葉で)届きまして、 某スタッフが「お題を出してくれたら松田に伝えますよ」なんて返信したところ、折り返しで「若者たちが働く一歩を踏み出せない理由は何か」というテーマを頂戴しました。

メールを下さったRさま、愛情あふれる催促をありがとうございます。
読んでくださっている方がいると分かっただけでも励みになります!

さて、なぜ若者たちは一歩を踏み出せないのか。

なぜでしょう?

一人ひとり事情は違います。

以上、まる。

 

・・・というわけにはいきません。
せっかくお題をもらいましたからね。

一人ひとり事情は違うということを前提に、これまで私が何度か耳にした言葉を思い返すと
「何を話して良いかわからない(から相談に踏み出せない)」
「自己アピールなんて無理だ(から面接を受けたくない)」
といったことは比較的共通しているように思います。

ここで、あえて仮説(あくまで仮説ですよ)を立てましょう。

多くの若者が一歩を踏み出せないのは

「言葉」という武器が足りなくて不安だから。

です。

自分の気持ちや欲求を相手に伝えるための言葉が足りない、見つからない、という状態はとても不自由で、不安で、イライラします。

赤ちゃんは「おっぱい頂いてもよろしいですか?」とか「オムツのほう、早めに交換をお願いしても差し支えありませんか?」とうまく言えないから泣くのです。

幼稚園の先生が「口で言うたらええやないの、手ぇ出したらアカン」ってどんなに叱っても、言葉で相手をやっつけることができない園児は、頭の中が「イーーーーッ」ってなって叩いてしまうのです。

思春期になると、急激に心のボキャブラリーが増えるのに、言葉のボキャブラリーがそれに追いつかないから、そんな自分をごまかすように「うぜぇ」とか「ビミョー」とか「別に」という言葉で済ませてしまうのです。

 おまけで言えば、いつも怒っている御爺さんは、自分の言うことを最近の若いモンが理解してくれない、伝わらないのが悔しいからプルプル震えているのでしょう。

あくまで仮説ですが、人はずっと、少し言葉足らずの状態で生きています。
たぶん、言葉が気持ちに追いつくことは一生ありません。
言いたいことを100%言葉で伝えることは不可能だということです。

ところで、サポステに相談に来られる親御さんの多くが、我が子に向かって口にするセリフに「無理に働け(学校に行け)とは言わないから、これから自分がどうしたいのかちゃんと考えてちょうだい、何か困っていることがあるなら言ってちょうだい」というものがあります。

実はこれ、かなり無理難題です。

言われた若者は「そんなの、とっくに考え尽くしてるわ」と思っています。
「それを言葉にできるくらいなら、とっくに働けてるわ」と思っています。
「何を言っても『どうせ言い訳でしょ』という態度でしか聞いてくれないくせに」と思っている若者もいます。

そうして、一歩を踏み出せないまま時間が経っていくのです。

これではいけません。
もう一度、今日の仮説に立ち返って考えましょう。

多くの若者が一歩を踏み出せないでいるのは「伝える言葉」が足りないためです。 

なのでもし、あなたやあなたのお子さんが、人と接することがとても苦手で、いわゆる「ひきこもり」と呼ばれる状態にあるのであれば、「言葉を増やす」ことが最初の目標になります。

「まずは人と接することがスタート」なんて言うけれど、スタートラインに立つために「言葉を増やすこと」が先です。

無理して群れなくても、一人の時間を有効に使えば言葉を増やすことはできます。

ひとまず、一人時間の過ごしかたの基準を「言葉を豊かにするかどうか」に絞って考えてみましょう。
既存の価値観から自由になって、言葉を増やすことだけを目指すのがポイントです。

ゲームを楽しむのも悪くありませんが、ゲームの中に出てくる単語の種類は意外と少ないので、読書をお勧めしたいところです。
昼夜逆転なんて気にせず、読書にハマってください。
ただ、しいて言えば、昼間に読んだ方が目にも電気代にも優しいです。

ニコニコ動画を視るよりはマンガを読んでいる方が言葉に触れているので、寝そべってマンガを読むのは好ましい過ごし方と言えるでしょう。

体力をつけるために近所をランニングするのも立派ですが、朝から晩までブックオフで立ち読みした方が、言葉も増えるし足腰も強化されるので立派な行いです(ただし初任給が入ったら、ブックオフでたくさん買いましょう)。

世間ではニホニウムが話題になっていますが、暗記するなら元素記号より落語にしましょう。

エッチなDVDをみたくなったら、男優がよく喋る作品を選びましょう(気分的には萎えますが、目的は言葉を増やすことです)。

そうして豊かな「一人時間」を十分に過ごしたら、手持ちの言葉をさらに増やすために、誰かと会話を交わすことも効果的です。
もちろん人と接する練習なんて余計なことを考えてはいけません、あくまで言葉を増やすことだけを目指します。

簡単なキャッチボールをするなら家族でも事足りますが、同じ相手ばかりだと会話の種類は限られてくるので、家族以外の人と話せたら最高です。

会話の相手はネット上で全く構いません。
リアルかバーチャルかなんてどうでもいい、大事なのは自分の言葉を増やしてくれるような相手かどうか、だけです。

オンライン上で出会いを拡げていくと、恋人ができるかも知れません。
ぜひ、会って話しましょう。
ただし、どんなに盛り上がってもキスなんぞしてはいけません。
あれは口がふさがれてしまって、会話ができませんから。

・・・この辺でやめて、そろそろ頂いたお題の答えを出します。

「若者が一歩を踏み出せないのはなぜか」

それは 「言葉を豊かにするような、一人の時間を十分に過ごせていないから」 です。

というのを今日のブログの結論にしておきましょう。

もちろん私たちはプロなので、相談に来られた方にうまく話してもらう必要は全くないのですが、それはまた別の話。
自分で「うまく話せない」と思い込んでいるせいで、一歩を踏み出せないくらいなら、言葉を増やすことをお勧めします、ってことです。

一人の時間を豊かに過ごし尽くしたら、ぜひ私たちと言葉を交わしにきてくださいね。
豊かな言葉は、間違いなくあなたの人生を豊かにします。

スタッフ一同、唇を空けてお待ちしてます!

松田考

日, 2016-04-24 16:35 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

前回のブログではメンバーシップがどうのこうのと書きました。

また、このホームページのブログやリポートを読んで、「サポステに行ったら集団活動プログラムを強制される」と誤解されている方もいらっしゃるかも知れません。

「きっとサポステのスタッフは明るく社交的で、逆に鬱陶しいだろうな」と敬遠されている方もいるでしょう。

・・・安心してください。

ワタシ、人づきあいが苦手です。

なかでも一番苦手なのが、多人数の飲み会です。

仲の良い友人と少人数でお酒を飲むのは楽しいのですが、そうでもない人と、仲良しのふりして馴れ合っているのがしんどいです。

「プライベートの時間まで職場の飲み会に付き合わされたくないっす」とまでは思いませんが、「松田クン、仕事で大事なのは飲みュケーションだぞ」なんて言われるとゲンナリします。

そんな私ですが今日これから、200人くらい集まる宴に出席せねばなりません。

仕事の関係もあって断れないのですが、正直言って心が重たいです。

会場がホテルの大広間なので、たぶんあの「クルクル回る中華テーブル」です。

このクル中テーブルがまた・・・

あ、すみません。

愚痴はこれくらいにして、私のほかにも多人数の飲み会の雰囲気やクル中が苦手な人って、意外といる気がします。

立食パーティーで「アウェー感」をごまかすために、何を食べるか迷ってるふりしながらカピカピのサンドウィッチを眺めてたり・・・。

誰かが話しかけてくれるのを心のどこかで待っているような、石ころ帽子(©ドラえもん)を被りたいような・・・。

この前読んだ本で、そんな心境をピッタリあらわす「みんなぼっち」という言葉を見つけました。

一人でいて、気持ちのうえでも孤独なのが「一人ぼっち」。

みんなでいるのに、気持ちのうえでは孤独なのが「みんなぼっち」。

です。

私は一人でいるのが大好きですが、「孤独を愛しているのさ」なんて言えるほどハードボイルドでもないし、決して人そのものが嫌いなわけではありません。(正直に言うと、今晩の宴を楽しみにしている一面も心のどこかにあります)

理想は、ぼっちの反対で「みんなでいても一人でいても、孤独を感じない状態」です。

伝わるでしょうか。

「今日はちょっと一人で観たい映画があるんだ」とお互いに言える恋人関係とか、遠くで見守ってくれる家族とか、安心して誘いを断れる友人関係とか、うまく言えないけれどそんな感じです。

というわけで、「みんなぼっち」の反対語を考えてみました。

「ひとりほっと」・・・う~ん、みんなぼっちをそのままひっくり返しただけで、イマイチです。

「仲良しde孤高」・・・ナタデココの語感を生かして調理してみましたが、孤高というのがちょっと違います。仲良しという言葉もイヤです。

「安心ひとり」・・・生命保険のプランみたいです。

どれもこれもしっくり来ません。

人との繋がりを実感しながらも、自分が「個」でいられる感じ。
和を大切にしながら、凛として立っている感じ。

う~ん・・・。

と考えているうちに、一つの言葉が思い浮かびました。

 

「自立」

です。

自立というと、おそらく「親のお金に頼らずに一人暮らしをする」というイメージが先行していますが、「お互いに安心して離れていられる関係」と言い換えることもできるのではないでしょうか。

自立した人は、安心して自分らしくいられるのです。
自立したら一人でいてもいいし、時に周りに甘えてもいいし、周りから頼られることも決してイヤではないのです。

うん、自立するって悪くない気がします。

まだまだ言葉足らずでうまく書けませんが、(ひとまずもう書いている時間もなくなってきたので)私は自分のことを「人づきあいが苦手だ」ではなく「自立しているんだ」と思いこんで、今日の宴に参加することにします。

自立した私として、どのようにふるまうか。

周りの目を気にせず、寂しそうにせず、作り笑顔もせず、クル中テーブルに戸惑いもせず。

許されるなら、ホテルのロビーで本でも読んでいたいところです。

「あぁ、あの人は決して冷めてるのではなく、自立してるんだな」と思ってもらえるでしょうか。(この時点で周りの目を気にしてますね)

あ、「そんなにイヤなら行かなけりゃいいのに」と思いました?

まぁ、そこまでイヤってわけでもないんですけど・・・でもそれこそ凛とした自立の形ですよね。

「皆さんのことは嫌いじゃありませんが、このような席は私は得意じゃないので遠慮します」なんてスマートに言えたらいいですよねぇ。

・・・いつかそんな自立した大人になれたら良いのですが。

自立の道は険しい。。。

スタッフ 松田 考

金, 2016-04-01 22:06 | saposute

親愛なる皆様、お久しぶりです。スタッフの松田です。

前回と前々回にわたってこのブログでお知らせしていた3月12日のシンポジウムは、おかげさまで定員を超えるお申し込みをいただき、大盛況でした。

基調講演の小杉礼子先生には膨大なデータをもとにお話をいただきました。
あまりにデータが多かったため、パワーポイントの配布資料は紙をケチって一ページに4枚印刷したところ、講師からも客席からも「小さすぎて見にくい」と大不評でした。

すみません。

でも、肝心の講演は大好評でしたね。

実は、私は司会をしながら「おや?似たような話をどこかで聞いたぞ。しかもそのことをサポステブログに書いた記憶があるぞ」と思っていました。

調べてみたら、ありました。
今から7年前の記事「大学教授ってやつは・・・」です。
http://saposute.net/blog/2009/01/31/490.html

7年前にも書いていた「メンバーシップ型とジョブ型」という日本特有の雇用問題が、今回の講演でも話題になりました。

メンバーシップ型というのは、いわゆる「正社員」です。
採用されるとメンバーとして迎え入れられ、手厚い待遇があります。
でも、ファミリーですからボスの命令は絶対、慣れない部署への転勤も残業も引き受けなくてはなりません(という空気に支配されています)。

一方のジョブ型は、いわゆる「非正規雇用」です。
役割や報酬について会社と契約を結ぶので、部署も時間もお互い納得のうえで働くことができます(という建て前になっています)。
でも、組織のメンバーではないので、いつ別れを告げられるか分かりません。どうせそのうち別れる相手だから、ということで研修や健康診断の機会が限られていたりします。

問題は、ここに格差が生じていることと、その格差が固定化していること、です。

先日のシンポジウムでも、いわゆるフリーターの若者が壇上で「定期的に他の部署から正社員の上司が異動してきて、現場のことはよっぽど自分たちの方が分かっているはずなのに、その人の感覚であれこれ指導される」という問題を指摘してくれました。

まさに、正社員メンバーが「上」で、非正規ジョブが「下」に固定されている構図ですよね。
これでは異動してきた上司も、指導される部下も、お互い不幸な気がしますが、日本の会社では当たり前のように見られる光景です。

それに対して小杉先生は「ジョブ型正社員」を提唱していました。
「安定した待遇のもとで自分の得意な仕事を極められる」という、メンバーでもありジョブでもある働き方を普及させていこうということです。

もちろんこういった社会問題はそう簡単には変わらないのですが、「そういうしきたりだから」と諦めずに世の中を変えていくためには、若い人たちが声を挙げていくことが大切です。

 

というようなことを小杉先生が仰ってました。

以上おしまい。

 

いやー、今回のブログといい、リンクを貼った7年前のブログといい「偉い人がこう言ってた」という記事は楽ですねー。

記憶していることをキーボードに打つだけでスラスラ書けるし、自分の考えじゃないから批判されても傷つかないし。

 

・・・・・このままだとこのブログがどんどんダメになりそうな気がするので、ちょっと切り口を変えて補足しておきます。

今回はシンポジウムの流れで「働き方」について書きましたが、本来サポステはもう少し手前の「働くことへの一歩の踏み出すこと」を目指すところです。

このブログを読んで「そもそも自分は仕事に就いていないから関係ないな」なんて思わないでくださいね。

参考までに、7年前に書いた大学教授の一つ前の記事をリンク貼っておきます。

http://saposute.net/blog/2009/01/24/482.html

働くことへの一歩を踏み出そうと思っている方、踏み出せずに悩んでいる方に読んでもらえたら嬉しいです。

私も読んでみたら「登山家がこう言ってた」という話でした。

どうやら当時も今も、私は変わらず他力本願のようですね。
皆さま、本年度もお力添えのほど、どうぞよろしくお願いします。

スタッフ 松田考

水, 2016-02-24 21:59 | saposute

皆さまこんばんは!

前回のブログでお知らせしたイベントの企画がようやく固まりました。
トップページにチラシデータをアップしていますのでぜひご覧ください。

特別ゲストは音楽プロデューサーの安田史生さん。
公務員から芸術芸能の世界に転職した経験をもつ安田さんに、公開インタビューで「自分らしい働き方」を語ってもらいます。
チラシの写真を見てもらえればソックリなので気づくと思いますが、いまや映画やテレビですっかり全国区になった安田顕さんのお兄さんです。

企画に携わった私が言うのもなんですが、とっても楽しみなイベントです。

それでは皆さん、会場でお目にかかりましょう!
(参加を希望される方は事前申し込みが必要なので、お忘れなく)

スタッフ 松田考

木, 2015-12-03 16:18 | saposute

親愛なる皆さま、お久しぶりです!

ずぼらなO型、スタッフの松田考です。

いや~、ブログ、書けなかったですね。

完全に、ある本で読んだ「エッセイとは自慢である」という一文のせいです。

その本を読んでから、そういう目でSNSなんかを読んでいると、自慢(専門用語で言えば承認欲求?)が溢れかえっているわけです。

料理やお店の画像いっぱい「美味しんぼ系自慢」、普段は気だるいオーラを出しつつたまに教育や政治を斬る「スナフキン系自慢」、ドヤ顔で自分のスケジュールを晒しちゃう「レッドブル系自慢」などなど・・・。

 

あぁ~、俺も何か書けば自慢になっちゃうのか~~!!

確かに、外見が美味しんぼの山岡士郎(初期のやさぐれていた頃)に似てるって言われるけど、全くグルメじゃないし・・・。

もしかして、無駄にウマイこと言おうとする笑点系自慢か?!

 

・・・なんて苦悩しているうちにあっという間に時が経ち、今日に至ったのでした。

そんなこんなで、まだ不安は残ってはいますが「いっそ開き直ってむしろPRしちゃえ!」と思って今日は書き始めてみました。

 

親愛なる皆さまにPRしたいイベントがあります。

イベントテーマは「フリーター時代の若者サバイバル(仮)」です。

今の世の中を見渡してみると・・・

「ちゃんと正社員にならなきゃダメだぞ」と教えてる先生が非常勤だったり。

「企業はアルバイトの時給をもっと上げろ!」と訴えている人が牛丼の値上げには反対していたり。

「非正規雇用はスキルが低い」なんて説教しているオヤジが旨い旨いと食べている回転寿司は派遣社員が握っていたり。

「ハローワークの有効求人倍率が一倍を超えた」という新聞記事を読んでみると、そのうち非正規雇用の求人が半分以上だったり。

何より、皆さんの「就労への一歩」をお手伝いしている私たちが「まずはアルバイトから始めて、徐々に正社員を目指しましょう」と言いながら、どこかでその言葉を信じきれずに葛藤したり。

 

そこで、「非正規雇用で働く」人や構造が浸透しきっているこの社会で、若い人たちがどう生き抜くのか、みんなで集まって考えようというのが今回のイベントです。

 

誰かを悪者にするのでもなく、お決まりの叱咤激励でもなく、正社員になるためのテクニックをただ学ぶ場でもなく。

 

ニュアンスは伝わりましたでしょうか?

きっと結論や正解はありません。

だから一緒に考えましょう。

考えたことを発信しましょう。

 

来週から、何人かの大学生やフリーターの若者と一緒に詳しい企画を考えていきますが、3月12日(土)の午後に行うということと、東京から労働問題の専門家にお越しいただくことは決まっています。

専門家からは
「今の世の中でどれだけの人が非正規で働いていて、実際に正規雇用にキャリアアップする人はどのくらいいるのか」とか
「雇用形態は非正規のまま、それでも社会の一員としてずっと幸せに生きるにはどうすれば良いのか」とか
「フリーターとフリーランスの違いは何なの?どうしたらフリーターからフリーランスに進化(?)できるの?」
なんてことを話してもらおうと思っています。

 

「サポステなんて行ったって、結局バイトが精いっぱいでまた行き詰るんだから意味ないじゃん」なんて思っているあなたにこそ、参加してほしいイベントです。

何より、「若者の就労支援をしている」なんて言いながら、もしかするとワーキングプアで苦しむ若者を生み出しているだけかも知れない、私たちスタッフ自身の自戒と学びの場として。

 

どうですか?面白そうなイベントでしょ?

以上、自慢でした~。

 

スタッフ 松田考