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OBにより打ち直し

金, 2013-06-21 19:19 | saposute

親愛なる皆さま、こんばんは。スタッフの松田考です。

突然ですが、今日は利用者のAさんのことをご報告します。

(以下、ご本人の許可を頂いて書いています)

Aさんは、生活や睡眠のリズムを一定に保つのが難しい状態だったので、就活の前段階の健康づくりということで、数か月前からゴルフの打ちっぱなしに通い始めていました。

私も体を動かすことには賛成しつつ「なんでまたゴルフやねん!オッサンかい!」なんて内心ツッコミを入れていたのですが、何とこのたび、その練習場の職員の方が「君はいつも平日から来ているねぇ。どうしたの?ほぅ、なるほど。そういうことならうちで少し働いてみるかい?」なんて声をかけてくださって、アルバイトが決まったのです。

やっぱりゴルフはオッサンの遊びではなく、紳士のスポーツですね。

Aさん、仕事は決まってもいつでも遊びにきてくださいね!

 

さてさて、ここでいったん話しは変わって、今週19日の水曜日に行われた2つの会議についてご紹介したいと思います。

一つ目は「さっぽろ子ども・若者支援地域協議会」といって、札幌市内の子どもや若者に関わるいろんな専門機関の担当者が集まる会議です。

俗に「縦割り行政」なんて言われますが、福祉や教育や雇用など様々な分野の担当者がまずは顔見知りになることで、この「隙間」を埋めることを目指しています。

さらには、学校を卒業したり、児童福祉の対象年齢を超えたりすることによって支援から外れてしまうような「途切れ」についても、子ども対象の機関と若者対象の機関とが一致団結してこれを埋めることが大切です。

こういった「隙間」と「途切れ」を埋めるために、「さっぽろ子ども・若者支援地域協議会」はこれからも隔月ペースで続いていきます。

イチ民間人の若造に過ぎない私が、並み居る行政担当の方々を前に会議を仕切るわけですから、毎回とても緊張します。一年で最もお腹が痛くなる時間ですが、とても大事な会合なので、これからも頑張ります。

 

で、そのあとの晩には別の会議がありまして、こちらは先ほどのAさんに関係します。

Aさんのように履歴書に長い空白がある方にとって必要なのは、立派な面接の受け答えができるテクニックだけではありません。

「おや、佐藤さんちのお嬢ちゃん、久しぶりだねぇ!なに?仕事を探してるんだって?それなら知り合いがやってるパン屋があるから、働かせてもらえるようにちょっと頼んであげるかい?」

と声をかけてくれるような、ちょっと暑苦しい近所のオッサンだったり、

「さっきアンタの少年野球のときの監督さんにバッタリ会ったんだけど、『ケンジ君がいろいろと悩んでいるんだったら、気分転換を兼ねて来週の練習の手伝いに来ないか』って仰ってたわよ」

と誘ってくれるような、ちょっと怪しいオカンと監督さんの関係だったりするわけです。

こういった御縁(コネ+ネットワーク)を私たちは「こねっと」と名付けて、「サポステに来ている若者のために、私の人脈で手伝えることがあったら使ってよ」と言ってくださるサポーターさんと、実際に利用している若者とが顔を合わせる「お喋り会」を月に一回行っています。

この日も、参加した若者が「就労に向けてまずは運転免許を取りたい」とポロッと言った途端に、サポーターさんの一人がその場で知り合いの教習所の教官に電話して値引き交渉を始めるなど、実にスピーディーでユニークな一幕がありました。
ありきたりのサポートで上手くいかなかった若者たちにとって、この役立ち感とオーダーメード感こそ、こねっとの最大の武器なんだぞと、ここはあえてドヤ顔で言わせていただきます。

ちなみにこねっと集会は、毎回サポーターの皆さんがお菓子を持ち寄るので、昼間のお腹が痛くなる会議と違って最もお腹が膨れる仕事です。

こんな感じで私も(こねっとサポーターNさんの安産を祈念して!)お腹を痛めたり膨らませたりしながら、お仕事を頑張っていきたいと思います。

スタッフ 松田考