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明。

土, 2013-01-05 04:13 | saposute

親愛なる皆さま、明けましておめでとうございます。スタッフの松田です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

正月は大阪の実家にツッコミ力を磨きに帰ったのですが、何人かの旧友から「お前のブログみたけど、えらいキャラ変わってるやん」と逆に突っ込まれてしまいました。

たしかに高校時代の私は、アメフト部の悪友たちとショッピングモールの吹き抜けの一階にあるベンチをせっせと移動させて、上の階から見たら「S」「E」「X」と読めるように並べるなど、愛と茶目っ気にあふれる少年だったのですが、今ではすっかり勢いが衰えてしまったかも知れません。その点に関しては、お詫びして改めたいと思います。

それにしても、正月はたっぷり休み、遊びました。告白すると、今日も休みです。社交辞令を含めて「お忙しく活躍なさっているようで」なんて年賀状もいただきましたが、けっこうダラダラしています。(「ダラダラしてる暇あるなら年賀状の返事書けや!」っていうツッコミは勘弁してくださいね)

休みと言えば、私は仕事柄「松田さんが接しているようなニートの人たちは毎日が日曜日みたいなもんでしょ、気楽でいいよね」なんて言われることがあります。
だいたいの場合、特に仕事と関係のない知人がイメージで喋っているだけなので、こちらも適当に流すのですが、今日はこの場を借りて、ニートやひきこもりと呼ばれる状態にある若者とたくさん接してきた経験を踏まえて、少しだけ反論しておきます。
(そうすれば、今度から同じようなことを言われたときに「ブログ読んで」で済むので楽です。)

日曜日の夕方、テレビでサザエさんの主題歌を聞くと「これで休みも終わり、また明日から仕事かぁ・・・」と、まだ休み中なのに気が重たくなる「サザエさん症候群」という言葉があります。

私の経験(だけ)から言えば、「毎日が日曜日」というのは決してお気楽ではなく、むしろ「毎日がサザエさん症候群」のようなものです。
「いやいや、彼らは明日も日曜日なんだから、気楽なもんでしょ」と思われる方もいるかも知れませんが、そうではありません。周りからはゲームばっかりして楽しんでいるように見えても、寝てばかりいるように見えても、そんな日々がいつまでも続くわけじゃないことくらい、本人たちは十分すぎるほどに分かっているのです。

サザエさんが毎週日曜に「さぁて、もう一晩寝たらまたお仕事が始まりますよ」と知らせてくれるのと同じく、ニートやひきこもりと呼ばれる状態にある若者の心の中にも、毎日のように(あるいは不定期に)「さぁて、明日こそ何とかしないといけないですよ」とささやく人がいます。

それは、自分自身です。

私の経験上、周りからは何にも考えていないように見える人でも、ほとんどの方はプレッシャーと葛藤しています。
しかもそのプレッシャーは漠然としているので、「明日からの仕事」のようにその内容や大きさが具体的に予測できるものに比べて、不安が増長されて本人にのしかかっています。

それに、「明日からの仕事」が明確な人の場合、日曜日にサザエさんを観た翌日には必ず月曜日がやってきます。
「日」曜日のあとに「月」曜日が来るわけで、二つの漢字を並べると「明」になります。文字どおり「明確で、明るい、明日」がやってくるわけです。

一方で、「毎日が日曜日」という場合、隣に「月」曜日がやってこないので、「明」の字は完成しません。もちろんこれはただの言葉遊びですが、やはりそういう状態にある若者たちが心の底から明るく、気楽な日々を送っているかと言われれば、決してそうではないと私は思います。
少なくとも私が接してきた範囲では、延々と繰り返される日曜の夜の過ごし方に戸惑い、まだ見ぬ月曜日の過ごし方に不安を抱き、それでも前に進もうと葛藤されている方がほとんどです。

私は、このブログがそんな戸惑い・不安・葛藤を抱えている方にとって一歩を踏み出すきっかけになることをいつも願って書いています。
未来が希望に満ちているなんて大それたことは言いませんが、そう悪くない「明日」を私たちスタッフと一緒に見つけていきませんか。
ご連絡をお待ちしています。

それでは改めて、新年のご挨拶を。
「明」けまして、おめでとうございます!

札幌市若者支援総合センター
さっぽろ若者サポートステーション
スタッフ一同