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IT企業に見学に行ってきました

金, 2010-08-20 09:39 | saposute

こんにちは、松田です。せっせとブログを更新していきます。

昨日は、ジョブカフェさんとの共同企画で、サポステの応援企業に登録いただいている株式会社SOC総合研究所さんに職場見学に行ってきました。

見学先にIT業界を選んだ理由は、
・職業訓練も多くあり、新たに基礎から学べる分野
・中途採用に積極的な分野
というお話を業界の方から聞いたからで、サポステ内で呼びかけたところ、13名の申し込みがありました。
だいたいの方は「ワード、エクセル程度は使えても、専門的なことは全く分からない」けれども「どんな業界なのか、少しでも働ける可能性があるなら行ってみよう」という参加動機です。

このように「よく分からないけど、とりあえずやってみるか」と言える人が、サポステでも結果的に就職が決まっていく傾向があるので、機会があればとりあえず参加してみる、というのはとても大切なことなように思います。

もちろん、迷ったときにYESを選択するためには、ある程度の自信やエネルギーが必要なので、それを普段のプログラムや相談で積み重ねていけるようなサポートを私たちも目指しています。

さて、職場見学ですが、おかげ様で仕事内容はとても分かりやすく教えていただけました。
私もこの分野にはど素人なので、分かりやすく教えていただいた内容を、分かりにくく解説します。

①「ここをこうしたら、自動的にこうなるような装置が欲しい。」というお客さんからの要求をまず理解する。
②そのためにはどんな仕組みが必要かという設計図を考える。
③設計図をもとに「こうしたら、こうする」という規則をたくさん作って組み合わせていく。
というのをパソコンで行うのが、ITのプログラマーというお仕事(の一部)のようです。

ちなみに、私たちに説明してくださった中のお一人は、入社したときはほとんどパソコンを触ったことがなかったほどの初心者だったそうです。
むしろ新しい技術が次から次に出るので、今までの経験や知識よりも、常に学んでいく姿勢を持った人が採用されるというようなお話も頂きました。
経歴よりもこれからを重視して採用されるとのことなので、最初に聞いていたとおり履歴書のブランクや年齢などで不安に感じている方にもチャンスのある業界に感じました。
本当に行ってよかったですし、お忙しいなかお付き合いいただいた社員の皆さまには本当に感謝です。

ただ、私は「自分だったら今この業界に飛び込めるか」というのを考えながら見学をしていましたので、やはり説明の中で当たり前のように出てくる用語がチンプンカンプンだったりして、ちょっとビビッてしまったのも正直なところです。

新卒当時なら「ゼロから頑張りますのでよろしくお願いします!」と言えたと思いますが、やはり今なら「え、その歳でこんな基本的なことも分からないの?」と思われたりするんじゃないか、というのはどうしても考えてしまいます。

その対策としては
・そう思われないように、勉強して基礎知識や技術を身につける
・もし怒られたり呆れられたりしても、めげない精神力を身につける
の二つが一般的に言われています。技術面とメンタル面ですね。
面接用語でいうと、職業スキルと人間力といったところでしょうか。
これはもう、IT業界に限った話ではないですよね。

ここで、世の大人たちは、「自分も努力してこの二つを培ってきた」という自負からか、若者も同じように努力すべきだと言いがちです。
ただ、ほとんどの人は、技術的な成長も人間的な成長も、職場の力を借りることができた時代を生きています。職場という、成長するためにいろいろ教えてくれる場や、努力の成果を発揮できる場を前提とした努力です。

もちろん先人の努力を否定はしませんが、休日でも必死に勉強したり、上司の叱責に歯を食いしばって耐えたりできるのは、働ける場(自尊心・給料・責任感・目標・仲間など)があるからではないかと、私は考えています。

そこに所属したうえでの努力と、それがない状態での努力と、それはもう種類からして違うと思うのです。
努力の量ではなく、種類の違いなのだということを、「仕事に就いていない若者=努力の不足・甘え」と決め付ける前に知ってほしいなと思うのです。

少し話を戻して、あらかじめ自力で職業スキルと精神力を身につけてからでないと今の若者は仕事にありつけないとしたら・・・。
『歌手デビューしたかったら、まずCDを100万枚売ってきなさい。』
『メガネが欲しかったら、見えなくてもメガネ屋までたどり着きなさい。』
というような状況でしょうか。

メガネ屋の例えで言うと「そこまで視力が低下する前に早めに行く」ことはもちろん大切ですし、「見えなくても勇気を出して一歩を踏み出せ」といった言葉も場合によっては効果があるかも知れません。
でも、いま現実に必要なのは一緒にメガネ屋まで案内するサポートではないでしょうか。見えるようになってから、仕事でも何でも、存分にやってもらえれば良いのですから。

・・・いや、何だか後半は自分でも思わぬ方向に脱線してしまいました。
本当は、訪問先への感謝の気持ちと、参加者がIT業界に飛び込めるだけの技術(訓練の紹介)や自信を提供していきたい、という程度の結論を予定していたのですが、書いているうちに深入りしてしまいました。

まぁ、ブログも人生も、脱線していくのもまた良しということで・・・そんな結論、ダメですか?

スタッフ 松田