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金, 2018-01-05 14:51 | saposute

親愛なる皆さま、あけましておめでとうございます。
年末に続いて更新に燃えている松田です。

皆さんはどんなお正月を過ごされましたか。

私は実家に帰って少し太り、ぴったり60キロまで回復しました。
年末に続いての体重ネタですが、前に勤めていた会社に献血車がきたときのことを思い出します。

職場の皆で献血しようということになり、私は「部内イチ厳しいことで有名なお姉様」の次に並んでいたのですが、係の人がお姉様の問診票を見ながら「体重50キロ以上でしたら、200ccじゃなく400ccでお願いしてもよろしいですか?」と、けっこうな声量で言い放ったのです。

たまたま後ろにいた私は、お姉様から「アンタ、私の秘密を聞いたわね!」とばかりに真っ赤な顔で睨まれるハメになったわけですが・・・このときのお姉様の気持ちは分かるような、分からないような。

だって、私は毎日お姉様の姿カタチを(服の上からですが!)見ているわけですから。
太っているか痩せているかは私なりに分かっていて(もちろんお姉様は太ってはいませんでしたが!)、実際の体重なんて答え合わせ程度の意味しかないわけです。

例えば、見た目が細身のAくんの体重が実は80キロあると判明したからといって「このデブ!」と思う人はいません。
せいぜい「へえ、意外と筋肉が詰まってるのね」と思われるだけのことですよね。

明らかにふくよかなBさんが、飲み会で体重45キロと言い張ってみたところで「うんうん、でも僕はぽっちゃりした女性が好きだなぁ」と慰められる(?)だけのことですよね。

つまり、体重が分かったところで、その人に対する「周りからの理解」が変わるわけじゃないです。

ということを強調したうえで、本題です。

皆さんちょっと想像してください。

見た目には細身のAくんの体重が実は300キロあるとしたら。

A君の動きにくさは本人も含めて誰にも理解されず、周りからは「なぜか動作が異常に遅い」とか「すぐ疲れたといってサボる」と思われるんじゃないでしょうか。

あるいは、Bさんの右半身が5キロ、左半身が40キロだったとしたら。

周りからは「動作が左右バラバラで変」とか「注意力不足ですぐ転ぶ」と言われてしまうでしょう。

AくんもBさんも、本人は普通に振る舞っているつもりなのに、なぜか周りから怒られたりからかわれたりして、かなりのストレスを毎日感じることになるでしょう。

周りの人は無意識に「この見た目なら、だいたい体重はこれくらいだろう」と想像します。
それと本当の体重が極端にかけ離れていることで「見えない生きづらさ」が生まれるのです。

これは、いわゆる自閉症スペクトラム症(発達障がい)の人が感じる「生きづらさ」に近いかも知れません。

この悩みは、私たちのところに「学校でなじめない」「仕事がうまくいかない」とご相談に来られる方の中でも、決して少なくありません。

周りの人からは
「これだけお喋りな人なら、きっと接客も上手だろう」とか
「パッと見がスポーツマン風だから、きっとテキパキと行動してくれるだろう」
といった(勝手な)予想をされます。

そして困ったことに、この「予想」というやつは、いつの間にか「期待」にすり替わります。
そして「予想外に振る舞う人」は、いつしか「期待を裏切る奴」に替わっていきます。
こうして当人でさえ知らないうちに、周りとの間にストレスが生じてしまうのです。

これが体重の話なら、体重計に乗って「俺って身体の密度が平均値とかけ離れてるんだな」とか「私って左右の体重がとーってもアンバランスな人なんですー」で済みます。

ですが、それがIQだとか脳の仕組みだとか、ましてや障だいだとか言われると、そんな体重計には乗りたくない(検査はしたくない)、という感情が働きます。

実に当たり前の感情で、かつ難しい問題です。

私たちスタッフは、たくさんの経験から「今回の相談に来られた方は、ギャップやアンバランスで苦しんでいるタイプかも知れない」と感じることが度々あります。

でもそこで「ちょっと検査を受けてみましょうよ」と言うのをためらう「何か」があります。

ある医師には「それを躊躇すること自体が、障がいに対する偏見じゃないの?」と言われました。

ある心理士には「医師でもない者が、障がい云々を口にするべきではない!」と言われました。

ある若者には「検査を勧められたときはショックだったけど、どこかスッキリした」と言われました。

ある親には「もし診断結果が出たとして、それで何かが解決するんですか?」と言われました。

私たちサポステスタッフは、恥ずかしながらこの問いに対する正解を持っていません。

だからせめて、「そうそう、私のモヤモヤはそれに近い!」「私の悩みは私だけのものじゃないんだ!」と感じてもらうことを願って、今年もブログを綴ろうと思います。

太っている人も、痩せている人も、体重が見た目の10倍くらいある人も、お喋りな人も、お喋りだけどコミュニケーションが苦手な人も、勉強が苦手な人も、勉強はできるのに段取りができない人も、普通の人も、そもそも普通って何だか分からない人も・・・。

あなたがあなたらしく幸せに過ごせる一年でありますように。

2018年の初めに 松田考 スタッフ一同

P.S.
実家の押し入れから、江戸時代から続く立派な家系図が出てきて、一番下にあった私の名前を見たら松田「孝」になっていて驚きました。

水, 2017-12-27 16:15 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

特に何を書くかも考えていないのですが、年末ということで思いつくままに2017年を振り返ってみます。

ここでサポステの一年ではなく、自分の一年を振り返るあたり、このブログらしくて良いかなと思うのですが、今年の私を漢字一文字で表すなら、ズバリ「痩」です。

今春の私は、コンビニとホカ弁に飽きて、いっそ昼食という習慣をやめてみたところ、みるみる体重が減って、中学時代以来の50キロ台に突入しました。

夏には、久しぶりに会う人から必ずといって良いほど「痩せた」「やつれた」「老けた」「キモい」と言われ続けました。

秋には、大阪の実家近くで講演する機会を頂きました。
働く姿を見せることで、最近めっきり年老いてきた母の親孝行になればと考えて、会場に招いてみました。

終了後、少しは喜んでもらえたかなと思って「どう?息子の仕事が少しは理解できた?」とちょっとドヤ顔で聞いてみたら

「そんなことよりアンタ、糖尿病ちゃうか?」

の一言。

急に痩せたうえに、壇上でかなり水を飲んでいるのが糖尿病の症状と重なるらしく、途中からは話の内容よりも、水差しに口をつけた回数をカウントするのに集中していたそうです。

中学生がヒマな授業のときに、先生が口癖を何回言ったかカウントする、アレと同じです。

まぁ、彼女は元看護師なので「息子の講演」よりも「息子の病気」の方に関心があったのでしょう。たぶん。

これはこれで、親孝行です。たぶん。

そして今は冬。
帰省してまた心配かけるのもアレなので、体重を元に戻すために少し食うようにしています。

とまぁ、こんな2017年がもうすぐ終わろうとしています。

そういえば、私は昼食だけでなく年賀状という習慣もやめたのですが、松田「考」という私の宛名を間違えた年賀状が毎年届きます。

誤字のほとんどは「孝」なのですが、「老」というのもこれまでの人生で二回ありました。

言わせてもらけど・・・「老」を命名するような親なら、親孝行せぇへんわ!!

 

 

さて皆さん、突然ですがここで問題です。

私の年賀状の宛名シリーズ「考」「孝」「老」の3つが揃って一つの文に入った箇所が今回のブログのどこかにあります。

ヒマな人は(こんなブログを読んでいる時点でヒマだと思いますが)、ぜひ探してみてください。

見つけた人には、きっと幸せな2018年が訪れますよー。

ではでは、今年も最後までくだらないブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
新年もどうぞよろしくお願いいたします!

松田考

金, 2017-09-15 12:26 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

実はこのブログ、好き勝手に書いているように見えますが、サポステにお問い合わせを頂く方のハードルを少しでも下げられれば、、、という思いで書いています。

で、最近は電話よりメール、メールよりLINE、という方が増えているので、ブログ読者限定、9月30日までの期間限定でLINEによるお問い合わせを受け付けてみようかと思います。

注意)個別のご相談ではなく、お問合せや雑談などの気軽なお話に限らせていただきます。

ここにそのまま LINE ID を公開するのはちょっと不安なので、お試しにこんな手順でやらせてください。

①サポステメール sapporo-saposute@syaa.jp  宛にLINE ID をお送りください。匿名のIDだけの空メールでOKです。

②こちらでID検索してメッセージをお送りします。

③もし気が変わったら、既読・未読スルーで全く構いません。9月30日時点で頂いたメールアドレスやLINE IDは責任を持って削除し、こちらからそれ以上は追いかけません。

どうにも「①の時点で十分に敷居が高いじゃないか!」っていうツッコミが聞こえてきそうですが、あくまでお試し企画ってことで。

 

あと注意事項としては

・スタッフ全員の共有タブレットでLINEを見ます。退勤や外勤などの都合で、松田がお返しするまでに既読スルーがしばらく続くことがあります。

・あくまでLINEは、お問合せやブログへのご意見など、気軽なやりとりに限ります。個別のご相談も含めて、LINEというツールにふさわしくないと私が判断した場合は、大変申し訳ありませんが一方的に終了させて頂く場合があります。

・継続中の方も含めて、10月1日でLINEのやりとりは終了させて頂く予定です。

そんな感じで、お試しでさせてください。

うまくいかないかも知れないし、何らかのトラブルになってしまう可能性もありますが、お一人でも「LINEならコンタクトとってみようかな」と思ってもらえる可能性があるなら、という挑戦です。

何事も、やらないよりやってみる方が良いですから。

私は普段はガラケーなので、LINE練習にお付き合いしてくれる方、お待ちしています。

スタッフ 松田考

火, 2017-08-01 17:54 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。

突然ですがワタクシ、富士山に登ってきました。

毎年、大晦日は高校のときの部活の友人と飲むのですが、そのときに「卒業25周年記念に、なんかアホなことしようや」ということで思いついたのが、富士山に登ることでした。

確か昔にも登山に関するブログを書いたなーと思って検索してみたら、2009年に「就職活動を登山に例えると」というタイトルで残っていました。

http://saposute.net/blog/2009/01/24/482.html

このときのブログでは「登山で一番感動する場面」というのを書いていましたが、今回は「最も大変だった場面」をお伝えします。

実際に「富士山に登ったよ」というと、ほとんどの人は「感動した?」ではなく「大変だった?」と聞いてきますからね。

で、結論を言うと、いちばん大変だったのは「登山口にたどり着くまで」でした。

思い切って登山靴を買い、仕事の休みを調整し、飛行機とホテルを予約し、3回ほど藻岩山で練習して、いざ前日に静岡へ。

静岡に着いてからはホテル周辺でコンビニとかドラッグストアを見かけるたびに不安になって買い足しを重ね、気がついたら菓子パン7個、おにぎり7個、水3リットル、お菓子(飴やら羊羹やら大量に・・・)、靴擦れ対策に絆創膏(お特用100個入)などなど荷物はパンパン。

それでいて「どうやら5合目の登山口に行くまでの道路が大渋滞するらしい」という情報を知り、急きょ前夜になって出発時刻を朝3時半に早めるという適当さ。

そんなこんなを乗り越えて、登山口で記念すべき一歩を踏み出したのが朝の7時。
振り返ってみれば、ここに来るまでがいちばん大変でした・・・。

なぜか友人がお遍路さんの衣装を貸してくれたので、登る前に記念撮影。

ずいぶん山は遠くに見えますがここが登山口で、富士山の5合目にあたります。

登り始めれば何とかなるもんで、6時間には頂上にたどりつき、日本一高い男になった瞬間。

雲の上をジャンプして、マリオみたいでしょ?
でも奥はガケでめっちゃ怖かったです。
落ちたらテレッテ テレッテ テレッテテンです。

さて、今回のブログはいつにもまして私のプライベートトークですが、あえてサポステのことに関連づけるなら「動き始めるまでが一番大変で、一歩を踏み出してしまえばあとは何とかなる」ってことですね。

最初にサポステに電話やメールをするところがきっと一番大変で、でもそれさえ何とか乗り越えてもらえれば、そこは既に5合目です。

残りの半分は、私たちと一緒に「しんどいなー、もうムリー」なんて言いながら歩いているうちに、気がつけば雲の上ですよ。

雲の下にいるから、雨が怖いんじゃないか。
雲の上は、いつだって晴れているんだもの。

まつを

金, 2017-06-02 12:35 | saposute

親愛なる皆様、おはようございます。

昨日、うちのスタッフが誘ってくれたのでプログラムにお邪魔してきました。

参加者の皆さんが作った美味しいご飯をご一緒しながら「やっぱり現場はいいなぁ」なんてしみじみ思いつつ、勢いに乗って「皆さんの中で、ブログを読んだことのある方ってどのくらいいます?」と聞いてみたら、なんと半分以上の方が手を挙げてくれました。

なんだかとっても嬉しかったので、私のブログ史上最短頻度で更新してみようと思います。

前回は、アキラ100%さんになぞらえて、股の力・・じゃなかった、肩の力を抜いていきましょう、というようなことを書きました。

お笑いネタ続きで、今日は漫才師オセロ(もう解散したけど)のことを書いてみます。

・・・

「さっき喫茶店にオセロの二人いてんけど、実際に見たらホンマに肌の色が白と黒やったわぁ」

「へぇ、コンビ名どおりやな」

「しかも、片方はミルク、相方はアイスコーヒー飲んでたわ」

「白と黒、まさにオセロやな!」

「それだけちゃうで、偉いもんでちゃんと角の席に座っとったわ!」

「まじで!?オセロの必勝法やん!」

・・・

っていうネタは関西人なら鉄板ですが、皆さん、オセロの必勝法って知ってますか?

一つは笑いのネタどおり、角を取ることですよね。

他にも、あまり知られていませんが「相手の選択肢が少なくなるように置いていく」というのがあるそうです。

よくオセロって「いま置ける場所はこの5箇所で、ここは3枚返せて、こっちやと6枚いけるけど次に相手にもっと取られるし・・」なんて考えるじゃないですか。

それを「いま置けるのがココだけなので、次に全部ひっくり返されるのが分かってても置くしかない」とか「あ、置ける場所がないからパスだわ」っていう状況に相手を追い詰めるのが、勝つためのコツなんですって。

相手の選択の余地を奪っていくのが必勝法。
何だか残酷だと思いませんか?

「選択肢がない状態」って本当に息苦しいですよね。

よく親御さんからの相談で聞きますが「学校に行かないでゲームばっかりしている子」は、果たして「たくさんできることはあるのに、怠けたくてゲームを選んでいる」のでしょうか。

もし、あとの人生でひっくり返されることなんて重々承知のうえで、それでも今の心身の状態で選べる過ごし方がゲームくらいしかないのだとしたら。

もし、このブログを読んでいる方の中に「一刻も早く仕事を探す」くらいしか今の自分に許される選択肢が無いと思い込んでいる方がいたら。

ひっくり返されることが分かっている一箇所、そこしか置き場のないオセロ盤を前に、途方に暮れているあなたへ。

ちょっとオセロを打つ手を休めて、対戦相手とおやつタイムに入るなんて選択はどうでしょう?

今すぐ置くか置かないか、オセロに勝つか負けるか、そんな二者択一から自由になることができたら、相手と一緒に楽しく過ごす方法はいくらでも見つかるはず。

「学校に行くか休むか」「今すぐ働くかどうか」という目先の二者択一を少し脇に置くことができれば、あなたと家族、あなたと周りのみんながハッピーになる方法なんて、本当はいくらでもあるはず。

気がついたら目の前の一マスしか見えなくなっている、そんな状況に追い込まれているあなた。

すこし顔を上げて、そして股と肩の力を抜いて、おやつタイムでもしませんか?

「おやつタイム参加」という件名で空メールをサポステ宛に送信してくれれば、私が責任をもって日程を調整のうえ返信します。
おやつでも食べながら、一緒に今の局面をひっくり返しましょう!

スタッフ 松田考

念のため、おまけ)
私たちスタッフは皆様からの贈答品は一切受け取ることはできませんが、皆さんがおやつを持ち込まれる分には、当センターは飲食自由ですのでご安心ください。
なお私はシュークリームが大好きですが、何を持ち込むかはもちろん皆さんの自由です。

月, 2017-05-29 13:20 | saposute

親愛なる皆さまこんにちは、スタッフの松田です。

先日、サポステ利用中の方と話していて「ストローのブログ、すごく共感しました」と言って頂きました。
とーーっても嬉しかったので、過去ログを探しました。これです。

http://saposute.net/blog/2015/03/17/1455.html

雑にまとめると「完璧を目指していても、どうせ人間どこかに穴はあるから、気楽にいこうぜ」ってことですね。

ところで皆さん、アキラ100%っていう芸人さんをご存知ですか?

ちょっと前から売れっ子になった(そしてちょっと後には売れっ子じゃなくなっているかもしれない)「素っ裸になってお盆で股間を隠して一人コントをやる人」です。

冷静に言葉で紹介すると面白さが全く伝わりません(むしろ・・)が、実は私は結構好きなんです。

「この人アホやけどめっちゃオモロイなぁ」なんて思って観てたのですが、つい先日、アキラ100%と私、同じ42歳ということが分かりました。

なんと言えばよいのか・・・衝撃でした。

え?!こんな感じの40代でも良いの??

いや、むしろこんな感じだからいいのか!?

と、冒頭の過去ログのストロー事件のときと同じくらい、私の中の「新たな扉」が開きそうです。

どんなに立派な御人も、生まれたときは裸んぼ。
肩の力を抜いて、バカバカしく生きてやりましょう。

スタッフ 松田考

水, 2017-03-22 10:35 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

今日は元サポステ利用者のSさんから頂いたメールを転載します。
(ご本人の許可を頂いています)

Sさんはサポステ利用を経て、三年半前に契約社員となって働いていましたが、今月末をもって、契約を更新しないことを自ら選択されました。

以下、Sさんから私宛に頂いたメール(抜粋)です。

*** ここから ***

今は窮屈な現実から逃れられる安堵感や、失業することで所属先を失い、また過去の自分に戻ってしまうのではないか?という恐怖感、契約自体は全うしたものの、ただ辛い現実から逃げてしまったのではないか?、という、情けない気持ちなど、様々な思いが交差しています…。

ただ、三年半の就労経験を経て言えることは、仕事自体への意欲は寧ろ増すばかりで、早く新しい職場を見つけて今後もしっかり働き続けたい、過去の長期間無業状態には絶対に戻りたくない、就労者という立場を維持して社会的身分を確立し、正々堂々と生きていきたい、ということです。

今回、退社することで、就労者の立場を一度手放してはしまいますが、礼儀や挨拶の基本行動に厳しく、常に状況変化を伴う職場で三年半我慢したことは、職歴の乏しかった自分にとっては良い修業期間になりました。

逆に、退社を決断するキッカケになってしまった、対人面や環境適応などの苦手要素は、今後克服するべき課題として、少しでも改善出来るように取り組み、4月以降は少しでも長く定着出来るような職場を見つけていきたい、と思います。

大学を卒業して以降、長年、ニート・引きこもりの無業状態だった自分が就労者になり、三年半、何とか持ち堪えたことは、サポートステーションでの支援から始まり、若者活動センターでの様々な経験を経て、心身共に働く基礎を作ってきたからこそ実現出来た、と思っています。

今回はちょっと残念なご報告になってしまいましたが、もう一度初心に返り、また良い報告が出来るように精一杯頑張りますので、今後もよろしくお願いします。

***ここまで***

転載は以上です、Sさんどうもありがとうございます。

出会った頃は「自分でも甘いって分かってるんスけど、やっぱり働くのは怖いんスよね・・・」といつも言っていたSさん。

何年もかけてサポステを卒業したSさん。

三年半の就労を経て、びっくりするくらい立派なメールを送ってくれたSさん。

新たな一歩を応援しています!

さて、雪深い札幌にも、確実に春が近づいています。
卒業と、出発と、再出発と、いろんなドラマが生まれる季節です。

映画「サポステ」の主演は前田敦子さんですが、皆さん一人ひとりの人生の主人公は、紛れもなく自分自身です。

山あり谷ありの皆さんのドラマに、脇役としての出演オファーをお待ちしていますね。

スタッフ 松田考

水, 2017-02-22 09:58 | saposute

親愛なる皆様、おはようございます。

あと、あけましておめでとうございます。

突然ですが、見ましたか?見ましたよね!

サポステの元締め?である厚生労働省がサポステの宣伝用映画を作って、ネットで公開しています。

http://saposute.mhlw.go.jp/

映画のタイトルは、ずばり「サポステ」。うん、そのまま。

監督は河瀬直美さん、元AKBの前田敦子さんが主演でサポステ相談員役という豪華布陣です。

で、2月9日に渋谷某所にてマスコミ向けの公開試写会がありまして、ワタクシ仕事で行ってまいりました。

「10年以上サポステを続けている数少ない団体を代表して、サポステのことを詳しくマスコミに説明せよ」というご用命です。

主演のあっちゃん(あえて、あっちゃんと呼ばせていただきます!)と会えるとあれば、そりゃあ引き受けますよね。

ところが、喜び勇んで行ったものの、肝心のあっちゃんと河瀬監督はビデオ出演だけで会場にはいらっしゃらず、でした。

しかもマスコミの方は「河瀬監督が撮ったあっちゃんの映画」を取材に来られているわけで、サポステそのものに興味があるわけではない。
「お前の話には興味ねぇんだよ」という会場の空気をヒシヒシと感じながら10分間のプレゼンを喋りきるという、なかなかの荒行でした。

それでも、巨大スクリーンで見るあっちゃんは可愛らしくて、

こんな新人相談員がうちにいたら、俺も悩みを相談しちゃうなぁ・・・

前田と松田なら出席番号近いし、小学校一緒なら隣の席やったかもなぁ・・・

なんてことを映画館の暗闇で想像するだけで、わざわざ渋谷まで出かけていった甲斐がありました。はい。

今となっては、この映画の評判を気にしたあっちゃんが、「サポステ 前田敦子」なんて自分でぐぐったりして、このブログにたどりつかないかなぁ、なんて妄想にまで拡がっています。

ちょっとでも検索に引っかかるように、単語並べとこ。

「前田敦子 サポステ 元AKB あっちゃん 映画 前田と松田」  

・・・とまぁ、痛いおっさんのブログはこのくらいにして。

映画「サポステ」はweb限定で3月末までの限定公開、10分弱のショートムービーなのでぜひご覧くださいね!

http://saposute.mhlw.go.jp/

最後に、とっても大切なこと。

webで動画を観ると、とっても通信料がかかります。

そんなあなた、さっぽろサポステはWi-fi 使えます。
そしてこのブログを観たあっちゃんが、札幌旅行のついでにプライベートでさっぽろサポステに来る可能性も0.000000000001%くらいあります。

あっちゃんはいなくても、あっちゃんの親戚のオバチャンくらいには見える相談スタッフと共に、皆様をお待ちしています。

スタッフ 松田敦子

月, 2016-12-19 16:45 | saposute

親愛なる皆さん、こんにちは。スタッフの松田です。

「伝えたい思いもあるし、そのうち更新しないとなぁ」
「でもまぁ、今日やらなくてもいっかー」
なんて逃げているうちにズルズル、冬になってしまいました。

そんな私を神様が見かねたのか、先ほど、ブログを読んでくださっているというKさんから、初めましてのメールが届きました。

サポステの存在は前から知っていたけれど、ブログを読んで「サポステって、目標や考えがまとまってなくても利用して良いんだ」「頭の中はグルグルしてるけど、とりあえずメールだけ送ってみよう」と思ってくれたそうです。

確かに、どんなことで悩んでいるとか、これからどうしたいとか、そんなことは全く書かれていない軽いタッチのメールでした。
(それでもたくさん悩んだ末に送信ボタンを押してくださったんだと思います)

私もついそのタッチに乗せられて、Kさんのことを聞きもせずに「どんなブログを書いたら良いですかねー」なんて、むしろこちらから相談をさせてもらっちゃいました。

そしたら「そんなきっちりしたこと書こうと思わず、気軽に更新したらいいんじゃない?」とKさんが背中を押してくれたので、ソッコーでブログを立ち上げた次第です。

白状すると、私も心のどこかで「更新するからには、ちゃんとしたもの書かなきゃ」と思っていたところはあったかも知れません。
こんなことでは人様に向かって「失敗しても良いから気軽に一歩を踏み出そう」なんて偉そうなこと言えないですね。

Kさんに背中を押してもらえたのが何だかとっても嬉しかったので、軽い気持ちで更新してみました。

こんなにテキトーに、こんなに楽しく、こんなに中身もオチも考えずに、こんなに短時間で仕上げたブログは初めてです。

いつかしなくちゃいけないけれど、別に今日じゃなくてもいいことって世の中にはたくさんありますよね。

うまく言えませんが、今日をそんな「いつか」にしてくれたKさんに感謝です!

「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」byポコ

それでは皆さま、よいお年をー♪

スタッフ 松田考

木, 2016-06-09 19:58 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

今週、サポステ宛に「いつになったら松田はブログを更新するんだゴルァ」というメールが(もっとソフトな言葉で)届きまして、 某スタッフが「お題を出してくれたら松田に伝えますよ」なんて返信したところ、折り返しで「若者たちが働く一歩を踏み出せない理由は何か」というテーマを頂戴しました。

メールを下さったRさま、愛情あふれる催促をありがとうございます。
読んでくださっている方がいると分かっただけでも励みになります!

さて、なぜ若者たちは一歩を踏み出せないのか。

なぜでしょう?

一人ひとり事情は違います。

以上、まる。

 

・・・というわけにはいきません。
せっかくお題をもらいましたからね。

一人ひとり事情は違うということを前提に、これまで私が何度か耳にした言葉を思い返すと
「何を話して良いかわからない(から相談に踏み出せない)」
「自己アピールなんて無理だ(から面接を受けたくない)」
といったことは比較的共通しているように思います。

ここで、あえて仮説(あくまで仮説ですよ)を立てましょう。

多くの若者が一歩を踏み出せないのは

「言葉」という武器が足りなくて不安だから。

です。

自分の気持ちや欲求を相手に伝えるための言葉が足りない、見つからない、という状態はとても不自由で、不安で、イライラします。

赤ちゃんは「おっぱい頂いてもよろしいですか?」とか「オムツのほう、早めに交換をお願いしても差し支えありませんか?」とうまく言えないから泣くのです。

幼稚園の先生が「口で言うたらええやないの、手ぇ出したらアカン」ってどんなに叱っても、言葉で相手をやっつけることができない園児は、頭の中が「イーーーーッ」ってなって叩いてしまうのです。

思春期になると、急激に心のボキャブラリーが増えるのに、言葉のボキャブラリーがそれに追いつかないから、そんな自分をごまかすように「うぜぇ」とか「ビミョー」とか「別に」という言葉で済ませてしまうのです。

 おまけで言えば、いつも怒っている御爺さんは、自分の言うことを最近の若いモンが理解してくれない、伝わらないのが悔しいからプルプル震えているのでしょう。

あくまで仮説ですが、人はずっと、少し言葉足らずの状態で生きています。
たぶん、言葉が気持ちに追いつくことは一生ありません。
言いたいことを100%言葉で伝えることは不可能だということです。

ところで、サポステに相談に来られる親御さんの多くが、我が子に向かって口にするセリフに「無理に働け(学校に行け)とは言わないから、これから自分がどうしたいのかちゃんと考えてちょうだい、何か困っていることがあるなら言ってちょうだい」というものがあります。

実はこれ、かなり無理難題です。

言われた若者は「そんなの、とっくに考え尽くしてるわ」と思っています。
「それを言葉にできるくらいなら、とっくに働けてるわ」と思っています。
「何を言っても『どうせ言い訳でしょ』という態度でしか聞いてくれないくせに」と思っている若者もいます。

そうして、一歩を踏み出せないまま時間が経っていくのです。

これではいけません。
もう一度、今日の仮説に立ち返って考えましょう。

多くの若者が一歩を踏み出せないでいるのは「伝える言葉」が足りないためです。 

なのでもし、あなたやあなたのお子さんが、人と接することがとても苦手で、いわゆる「ひきこもり」と呼ばれる状態にあるのであれば、「言葉を増やす」ことが最初の目標になります。

「まずは人と接することがスタート」なんて言うけれど、スタートラインに立つために「言葉を増やすこと」が先です。

無理して群れなくても、一人の時間を有効に使えば言葉を増やすことはできます。

ひとまず、一人時間の過ごしかたの基準を「言葉を豊かにするかどうか」に絞って考えてみましょう。
既存の価値観から自由になって、言葉を増やすことだけを目指すのがポイントです。

ゲームを楽しむのも悪くありませんが、ゲームの中に出てくる単語の種類は意外と少ないので、読書をお勧めしたいところです。
昼夜逆転なんて気にせず、読書にハマってください。
ただ、しいて言えば、昼間に読んだ方が目にも電気代にも優しいです。

ニコニコ動画を視るよりはマンガを読んでいる方が言葉に触れているので、寝そべってマンガを読むのは好ましい過ごし方と言えるでしょう。

体力をつけるために近所をランニングするのも立派ですが、朝から晩までブックオフで立ち読みした方が、言葉も増えるし足腰も強化されるので立派な行いです(ただし初任給が入ったら、ブックオフでたくさん買いましょう)。

世間ではニホニウムが話題になっていますが、暗記するなら元素記号より落語にしましょう。

エッチなDVDをみたくなったら、男優がよく喋る作品を選びましょう(気分的には萎えますが、目的は言葉を増やすことです)。

そうして豊かな「一人時間」を十分に過ごしたら、手持ちの言葉をさらに増やすために、誰かと会話を交わすことも効果的です。
もちろん人と接する練習なんて余計なことを考えてはいけません、あくまで言葉を増やすことだけを目指します。

簡単なキャッチボールをするなら家族でも事足りますが、同じ相手ばかりだと会話の種類は限られてくるので、家族以外の人と話せたら最高です。

会話の相手はネット上で全く構いません。
リアルかバーチャルかなんてどうでもいい、大事なのは自分の言葉を増やしてくれるような相手かどうか、だけです。

オンライン上で出会いを拡げていくと、恋人ができるかも知れません。
ぜひ、会って話しましょう。
ただし、どんなに盛り上がってもキスなんぞしてはいけません。
あれは口がふさがれてしまって、会話ができませんから。

・・・この辺でやめて、そろそろ頂いたお題の答えを出します。

「若者が一歩を踏み出せないのはなぜか」

それは 「言葉を豊かにするような、一人の時間を十分に過ごせていないから」 です。

というのを今日のブログの結論にしておきましょう。

もちろん私たちはプロなので、相談に来られた方にうまく話してもらう必要は全くないのですが、それはまた別の話。
自分で「うまく話せない」と思い込んでいるせいで、一歩を踏み出せないくらいなら、言葉を増やすことをお勧めします、ってことです。

一人の時間を豊かに過ごし尽くしたら、ぜひ私たちと言葉を交わしにきてくださいね。
豊かな言葉は、間違いなくあなたの人生を豊かにします。

スタッフ一同、唇を空けてお待ちしてます!

松田考