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水, 2017-02-22 09:58 | saposute

親愛なる皆様、おはようございます。

あと、あけましておめでとうございます。

突然ですが、見ましたか?見ましたよね!

サポステの元締め?である厚生労働省がサポステの宣伝用映画を作って、ネットで公開しています。

http://saposute.mhlw.go.jp/

映画のタイトルは、ずばり「サポステ」。うん、そのまま。

監督は河瀬直美さん、元AKBの前田敦子さんが主演でサポステ相談員役という豪華布陣です。

で、2月9日に渋谷某所にてマスコミ向けの公開試写会がありまして、ワタクシ仕事で行ってまいりました。

「10年以上サポステを続けている数少ない団体を代表して、サポステのことを詳しくマスコミに説明せよ」というご用命です。

主演のあっちゃん(あえて、あっちゃんと呼ばせていただきます!)と会えるとあれば、そりゃあ引き受けますよね。

ところが、喜び勇んで行ったものの、肝心のあっちゃんと河瀬監督はビデオ出演だけで会場にはいらっしゃらず、でした。

しかもマスコミの方は「河瀬監督が撮ったあっちゃんの映画」を取材に来られているわけで、サポステそのものに興味があるわけではない。
「お前の話には興味ねぇんだよ」という会場の空気をヒシヒシと感じながら10分間のプレゼンを喋りきるという、なかなかの荒行でした。

それでも、巨大スクリーンで見るあっちゃんは可愛らしくて、

こんな新人相談員がうちにいたら、俺も悩みを相談しちゃうなぁ・・・

前田と松田なら出席番号近いし、小学校一緒なら隣の席やったかもなぁ・・・

なんてことを映画館の暗闇で想像するだけで、わざわざ渋谷まで出かけていった甲斐がありました。はい。

今となっては、この映画の評判を気にしたあっちゃんが、「サポステ 前田敦子」なんて自分でぐぐったりして、このブログにたどりつかないかなぁ、なんて妄想にまで拡がっています。

ちょっとでも検索に引っかかるように、単語並べとこ。

「前田敦子 サポステ 元AKB あっちゃん 映画 前田と松田」  

・・・とまぁ、痛いおっさんのブログはこのくらいにして。

映画「サポステ」はweb限定で3月末までの限定公開、10分弱のショートムービーなのでぜひご覧くださいね!

http://saposute.mhlw.go.jp/

最後に、とっても大切なこと。

webで動画を観ると、とっても通信料がかかります。

そんなあなた、さっぽろサポステはWi-fi 使えます。
そしてこのブログを観たあっちゃんが、札幌旅行のついでにプライベートでさっぽろサポステに来る可能性も0.000000000001%くらいあります。

あっちゃんはいなくても、あっちゃんの親戚のオバチャンくらいには見える相談スタッフと共に、皆様をお待ちしています。

スタッフ 松田敦子

月, 2016-12-19 16:45 | saposute

親愛なる皆さん、こんにちは。スタッフの松田です。

「伝えたい思いもあるし、そのうち更新しないとなぁ」
「でもまぁ、今日やらなくてもいっかー」
なんて逃げているうちにズルズル、冬になってしまいました。

そんな私を神様が見かねたのか、先ほど、ブログを読んでくださっているというKさんから、初めましてのメールが届きました。

サポステの存在は前から知っていたけれど、ブログを読んで「サポステって、目標や考えがまとまってなくても利用して良いんだ」「頭の中はグルグルしてるけど、とりあえずメールだけ送ってみよう」と思ってくれたそうです。

確かに、どんなことで悩んでいるとか、これからどうしたいとか、そんなことは全く書かれていない軽いタッチのメールでした。
(それでもたくさん悩んだ末に送信ボタンを押してくださったんだと思います)

私もついそのタッチに乗せられて、Kさんのことを聞きもせずに「どんなブログを書いたら良いですかねー」なんて、むしろこちらから相談をさせてもらっちゃいました。

そしたら「そんなきっちりしたこと書こうと思わず、気軽に更新したらいいんじゃない?」とKさんが背中を押してくれたので、ソッコーでブログを立ち上げた次第です。

白状すると、私も心のどこかで「更新するからには、ちゃんとしたもの書かなきゃ」と思っていたところはあったかも知れません。
こんなことでは人様に向かって「失敗しても良いから気軽に一歩を踏み出そう」なんて偉そうなこと言えないですね。

Kさんに背中を押してもらえたのが何だかとっても嬉しかったので、軽い気持ちで更新してみました。

こんなにテキトーに、こんなに楽しく、こんなに中身もオチも考えずに、こんなに短時間で仕上げたブログは初めてです。

いつかしなくちゃいけないけれど、別に今日じゃなくてもいいことって世の中にはたくさんありますよね。

うまく言えませんが、今日をそんな「いつか」にしてくれたKさんに感謝です!

「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」byポコ

それでは皆さま、よいお年をー♪

スタッフ 松田考

木, 2016-06-09 19:58 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

今週、サポステ宛に「いつになったら松田はブログを更新するんだゴルァ」というメールが(もっとソフトな言葉で)届きまして、 某スタッフが「お題を出してくれたら松田に伝えますよ」なんて返信したところ、折り返しで「若者たちが働く一歩を踏み出せない理由は何か」というテーマを頂戴しました。

メールを下さったRさま、愛情あふれる催促をありがとうございます。
読んでくださっている方がいると分かっただけでも励みになります!

さて、なぜ若者たちは一歩を踏み出せないのか。

なぜでしょう?

一人ひとり事情は違います。

以上、まる。

 

・・・というわけにはいきません。
せっかくお題をもらいましたからね。

一人ひとり事情は違うということを前提に、これまで私が何度か耳にした言葉を思い返すと
「何を話して良いかわからない(から相談に踏み出せない)」
「自己アピールなんて無理だ(から面接を受けたくない)」
といったことは比較的共通しているように思います。

ここで、あえて仮説(あくまで仮説ですよ)を立てましょう。

多くの若者が一歩を踏み出せないのは

「言葉」という武器が足りなくて不安だから。

です。

自分の気持ちや欲求を相手に伝えるための言葉が足りない、見つからない、という状態はとても不自由で、不安で、イライラします。

赤ちゃんは「おっぱい頂いてもよろしいですか?」とか「オムツのほう、早めに交換をお願いしても差し支えありませんか?」とうまく言えないから泣くのです。

幼稚園の先生が「口で言うたらええやないの、手ぇ出したらアカン」ってどんなに叱っても、言葉で相手をやっつけることができない園児は、頭の中が「イーーーーッ」ってなって叩いてしまうのです。

思春期になると、急激に心のボキャブラリーが増えるのに、言葉のボキャブラリーがそれに追いつかないから、そんな自分をごまかすように「うぜぇ」とか「ビミョー」とか「別に」という言葉で済ませてしまうのです。

 おまけで言えば、いつも怒っている御爺さんは、自分の言うことを最近の若いモンが理解してくれない、伝わらないのが悔しいからプルプル震えているのでしょう。

あくまで仮説ですが、人はずっと、少し言葉足らずの状態で生きています。
たぶん、言葉が気持ちに追いつくことは一生ありません。
言いたいことを100%言葉で伝えることは不可能だということです。

ところで、サポステに相談に来られる親御さんの多くが、我が子に向かって口にするセリフに「無理に働け(学校に行け)とは言わないから、これから自分がどうしたいのかちゃんと考えてちょうだい、何か困っていることがあるなら言ってちょうだい」というものがあります。

実はこれ、かなり無理難題です。

言われた若者は「そんなの、とっくに考え尽くしてるわ」と思っています。
「それを言葉にできるくらいなら、とっくに働けてるわ」と思っています。
「何を言っても『どうせ言い訳でしょ』という態度でしか聞いてくれないくせに」と思っている若者もいます。

そうして、一歩を踏み出せないまま時間が経っていくのです。

これではもいけません。
もう一度、今日の仮説に立ち返って考えましょう。

多くの若者が一歩を踏み出せないでいるのは「伝える言葉」が足りないためです。 

なのでもし、あなたやあなたのお子さんが、人と接することがとても苦手で、いわゆる「ひきこもり」と呼ばれる状態にあるのであれば、「言葉を増やす」ことが最初の目標になります。

「まずは人と接することがスタート」なんて言うけれど、スタートラインに立つために「言葉を増やすこと」が先です。

無理して群れなくても、一人の時間を有効に使えば言葉を増やすことはできます。

ひとまず、一人時間の過ごしかたの基準を「言葉を豊かにするかどうか」に絞って考えてみましょう。
既存の価値観から自由になって、言葉を増やすことだけを目指すのがポイントです。

ゲームを楽しむのも悪くありませんが、ゲームの中に出てくる単語の種類は意外と少ないので、読書をお勧めしたいところです。
昼夜逆転なんて気にせず、読書にハマってください。
ただ、しいて言えば、昼間に読んだ方が目にも電気代にも優しいです。

ニコニコ動画を視るよりはマンガを読んでいる方が言葉に触れているので、寝そべってマンガを読むのは好ましい過ごし方と言えるでしょう。

体力をつけるために近所をランニングするのも立派ですが、朝から晩までブックオフで立ち読みした方が、言葉も増えるし足腰も強化されるので立派な行いです(ただし初任給が入ったら、ブックオフでたくさん買いましょう)。

世間ではニホニウムが話題になっていますが、暗記するなら元素記号より落語にしましょう。

エッチなDVDをみたくなったら、男優がよく喋る作品を選びましょう(気分的には萎えますが、目的は言葉を増やすことです)。

そうして豊かな「一人時間」を十分に過ごしたら、手持ちの言葉をさらに増やすために、誰かと会話を交わすことも効果的です。
もちろん人と接する練習なんて余計なことを考えてはいけません、あくまで言葉を増やすことだけを目指します。

簡単なキャッチボールをするなら家族でも事足りますが、同じ相手ばかりだと会話の種類は限られてくるので、家族以外の人と話せたら最高です。

会話の相手はネット上で全く構いません。
リアルかバーチャルかなんてどうでもいい、大事なのは自分の言葉を増やしてくれるような相手かどうか、だけです。

オンライン上で出会いを拡げていくと、恋人ができるかも知れません。
ぜひ、会って話しましょう。
ただし、どんなに盛り上がってもキスなんぞしてはいけません。
あれは口がふさがれてしまって、会話ができませんから。

・・・この辺でやめて、そろそろ頂いたお題の答えを出します。

「若者が一歩を踏み出せないのはなぜか」

それは 「言葉を豊かにするような、一人の時間を十分に過ごせていないから」 です。

というのを今日のブログの結論にしておきましょう。

もちろん私たちはプロなので、相談に来られた方にうまく話してもらう必要は全くないのですが、それはまた別の話。
自分で「うまく話せない」と思い込んでいるせいで、一歩を踏み出せないくらいなら、言葉を増やすことをお勧めします、ってことです。

一人の時間を豊かに過ごし尽くしたら、ぜひ私たちと言葉を交わしにきてくださいね。
豊かな言葉は、間違いなくあなたの人生を豊かにします。

スタッフ一同、唇を空けてお待ちしてます!

松田考

日, 2016-04-24 16:35 | saposute

親愛なる皆さま、こんにちは。スタッフの松田です。

前回のブログではメンバーシップがどうのこうのと書きました。

また、このホームページのブログやリポートを読んで、「サポステに行ったら集団活動プログラムを強制される」と誤解されている方もいらっしゃるかも知れません。

「きっとサポステのスタッフは明るく社交的で、逆に鬱陶しいだろうな」と敬遠されている方もいるでしょう。

・・・安心してください。

ワタシ、人づきあいが苦手です。

なかでも一番苦手なのが、多人数の飲み会です。

仲の良い友人と少人数でお酒を飲むのは楽しいのですが、そうでもない人と、仲良しのふりして馴れ合っているのがしんどいです。

「プライベートの時間まで職場の飲み会に付き合わされたくないっす」とまでは思いませんが、「松田クン、仕事で大事なのは飲みュケーションだぞ」なんて言われるとゲンナリします。

そんな私ですが今日これから、200人くらい集まる宴に出席せねばなりません。

仕事の関係もあって断れないのですが、正直言って心が重たいです。

会場がホテルの大広間なので、たぶんあの「クルクル回る中華テーブル」です。

このクル中テーブルがまた・・・

あ、すみません。

愚痴はこれくらいにして、私のほかにも多人数の飲み会の雰囲気やクル中が苦手な人って、意外といる気がします。

立食パーティーで「アウェー感」をごまかすために、何を食べるか迷ってるふりしながらカピカピのサンドウィッチを眺めてたり・・・。

誰かが話しかけてくれるのを心のどこかで待っているような、石ころ帽子(©ドラえもん)を被りたいような・・・。

この前読んだ本で、そんな心境をピッタリあらわす「みんなぼっち」という言葉を見つけました。

一人でいて、気持ちのうえでも孤独なのが「一人ぼっち」。

みんなでいるのに、気持ちのうえでは孤独なのが「みんなぼっち」。

です。

私は一人でいるのが大好きですが、「孤独を愛しているのさ」なんて言えるほどハードボイルドでもないし、決して人そのものが嫌いなわけではありません。(正直に言うと、今晩の宴を楽しみにしている一面も心のどこかにあります)

理想は、ぼっちの反対で「みんなでいても一人でいても、孤独を感じない状態」です。

伝わるでしょうか。

「今日はちょっと一人で観たい映画があるんだ」とお互いに言える恋人関係とか、遠くで見守ってくれる家族とか、安心して誘いを断れる友人関係とか、うまく言えないけれどそんな感じです。

というわけで、「みんなぼっち」の反対語を考えてみました。

「ひとりほっと」・・・う~ん、みんなぼっちをそのままひっくり返しただけで、イマイチです。

「仲良しde孤高」・・・ナタデココの語感を生かして調理してみましたが、孤高というのがちょっと違います。仲良しという言葉もイヤです。

「安心ひとり」・・・生命保険のプランみたいです。

どれもこれもしっくり来ません。

人との繋がりを実感しながらも、自分が「個」でいられる感じ。
和を大切にしながら、凛として立っている感じ。

う~ん・・・。

と考えているうちに、一つの言葉が思い浮かびました。

 

「自立」

です。

自立というと、おそらく「親のお金に頼らずに一人暮らしをする」というイメージが先行していますが、「お互いに安心して離れていられる関係」と言い換えることもできるのではないでしょうか。

自立した人は、安心して自分らしくいられるのです。
自立したら一人でいてもいいし、時に周りに甘えてもいいし、周りから頼られることも決してイヤではないのです。

うん、自立するって悪くない気がします。

まだまだ言葉足らずでうまく書けませんが、(ひとまずもう書いている時間もなくなってきたので)私は自分のことを「人づきあいが苦手だ」ではなく「自立しているんだ」と思いこんで、今日の宴に参加することにします。

自立した私として、どのようにふるまうか。

周りの目を気にせず、寂しそうにせず、作り笑顔もせず、クル中テーブルに戸惑いもせず。

許されるなら、ホテルのロビーで本でも読んでいたいところです。

「あぁ、あの人は決して冷めてるのではなく、自立してるんだな」と思ってもらえるでしょうか。(この時点で周りの目を気にしてますね)

あ、「そんなにイヤなら行かなけりゃいいのに」と思いました?

まぁ、そこまでイヤってわけでもないんですけど・・・でもそれこそ凛とした自立の形ですよね。

「皆さんのことは嫌いじゃありませんが、このような席は私は得意じゃないので遠慮します」なんてスマートに言えたらいいですよねぇ。

・・・いつかそんな自立した大人になれたら良いのですが。

自立の道は険しい。。。

スタッフ 松田 考

金, 2016-04-01 22:06 | saposute

親愛なる皆様、お久しぶりです。スタッフの松田です。

前回と前々回にわたってこのブログでお知らせしていた3月12日のシンポジウムは、おかげさまで定員を超えるお申し込みをいただき、大盛況でした。

基調講演の小杉礼子先生には膨大なデータをもとにお話をいただきました。
あまりにデータが多かったため、パワーポイントの配布資料は紙をケチって一ページに4枚印刷したところ、講師からも客席からも「小さすぎて見にくい」と大不評でした。

すみません。

でも、肝心の講演は大好評でしたね。

実は、私は司会をしながら「おや?似たような話をどこかで聞いたぞ。しかもそのことをサポステブログに書いた記憶があるぞ」と思っていました。

調べてみたら、ありました。
今から7年前の記事「大学教授ってやつは・・・」です。
http://saposute.net/blog/2009/01/31/490.html

7年前にも書いていた「メンバーシップ型とジョブ型」という日本特有の雇用問題が、今回の講演でも話題になりました。

メンバーシップ型というのは、いわゆる「正社員」です。
採用されるとメンバーとして迎え入れられ、手厚い待遇があります。
でも、ファミリーですからボスの命令は絶対、慣れない部署への転勤も残業も引き受けなくてはなりません(という空気に支配されています)。

一方のジョブ型は、いわゆる「非正規雇用」です。
役割や報酬について会社と契約を結ぶので、部署も時間もお互い納得のうえで働くことができます(という建て前になっています)。
でも、組織のメンバーではないので、いつ別れを告げられるか分かりません。どうせそのうち別れる相手だから、ということで研修や健康診断の機会が限られていたりします。

問題は、ここに格差が生じていることと、その格差が固定化していること、です。

先日のシンポジウムでも、いわゆるフリーターの若者が壇上で「定期的に他の部署から正社員の上司が異動してきて、現場のことはよっぽど自分たちの方が分かっているはずなのに、その人の感覚であれこれ指導される」という問題を指摘してくれました。

まさに、正社員メンバーが「上」で、非正規ジョブが「下」に固定されている構図ですよね。
これでは異動してきた上司も、指導される部下も、お互い不幸な気がしますが、日本の会社では当たり前のように見られる光景です。

それに対して小杉先生は「ジョブ型正社員」を提唱していました。
「安定した待遇のもとで自分の得意な仕事を極められる」という、メンバーでもありジョブでもある働き方を普及させていこうということです。

もちろんこういった社会問題はそう簡単には変わらないのですが、「そういうしきたりだから」と諦めずに世の中を変えていくためには、若い人たちが声を挙げていくことが大切です。

 

というようなことを小杉先生が仰ってました。

以上おしまい。

 

いやー、今回のブログといい、リンクを貼った7年前のブログといい「偉い人がこう言ってた」という記事は楽ですねー。

記憶していることをキーボードに打つだけでスラスラ書けるし、自分の考えじゃないから批判されても傷つかないし。

 

・・・・・このままだとこのブログがどんどんダメになりそうな気がするので、ちょっと切り口を変えて補足しておきます。

今回はシンポジウムの流れで「働き方」について書きましたが、本来サポステはもう少し手前の「働くことへの一歩の踏み出すこと」を目指すところです。

このブログを読んで「そもそも自分は仕事に就いていないから関係ないな」なんて思わないでくださいね。

参考までに、7年前に書いた大学教授の一つ前の記事をリンク貼っておきます。

http://saposute.net/blog/2009/01/24/482.html

働くことへの一歩を踏み出そうと思っている方、踏み出せずに悩んでいる方に読んでもらえたら嬉しいです。

私も読んでみたら「登山家がこう言ってた」という話でした。

どうやら当時も今も、私は変わらず他力本願のようですね。
皆さま、本年度もお力添えのほど、どうぞよろしくお願いします。

スタッフ 松田考

水, 2016-02-24 21:59 | saposute

皆さまこんばんは!

前回のブログでお知らせしたイベントの企画がようやく固まりました。
トップページにチラシデータをアップしていますのでぜひご覧ください。

特別ゲストは音楽プロデューサーの安田史生さん。
公務員から芸術芸能の世界に転職した経験をもつ安田さんに、公開インタビューで「自分らしい働き方」を語ってもらいます。
チラシの写真を見てもらえればソックリなので気づくと思いますが、いまや映画やテレビですっかり全国区になった安田顕さんのお兄さんです。

企画に携わった私が言うのもなんですが、とっても楽しみなイベントです。

それでは皆さん、会場でお目にかかりましょう!
(参加を希望される方は事前申し込みが必要なので、お忘れなく)

スタッフ 松田考

木, 2015-12-03 16:18 | saposute

親愛なる皆さま、お久しぶりです!

ずぼらなO型、スタッフの松田考です。

いや~、ブログ、書けなかったですね。

完全に、ある本で読んだ「エッセイとは自慢である」という一文のせいです。

その本を読んでから、そういう目でSNSなんかを読んでいると、自慢(専門用語で言えば承認欲求?)が溢れかえっているわけです。

料理やお店の画像いっぱい「美味しんぼ系自慢」、普段は気だるいオーラを出しつつたまに教育や政治を斬る「スナフキン系自慢」、ドヤ顔で自分のスケジュールを晒しちゃう「レッドブル系自慢」などなど・・・。

 

あぁ~、俺も何か書けば自慢になっちゃうのか~~!!

確かに、外見が美味しんぼの山岡士郎(初期のやさぐれていた頃)に似てるって言われるけど、全くグルメじゃないし・・・。

もしかして、無駄にウマイこと言おうとする笑点系自慢か?!

 

・・・なんて苦悩しているうちにあっという間に時が経ち、今日に至ったのでした。

そんなこんなで、まだ不安は残ってはいますが「いっそ開き直ってむしろPRしちゃえ!」と思って今日は書き始めてみました。

 

親愛なる皆さまにPRしたいイベントがあります。

イベントテーマは「フリーター時代の若者サバイバル(仮)」です。

今の世の中を見渡してみると・・・

「ちゃんと正社員にならなきゃダメだぞ」と教えてる先生が非常勤だったり。

「企業はアルバイトの時給をもっと上げろ!」と訴えている人が牛丼の値上げには反対していたり。

「非正規雇用はスキルが低い」なんて説教しているオヤジが旨い旨いと食べている回転寿司は派遣社員が握っていたり。

「ハローワークの有効求人倍率が一倍を超えた」という新聞記事を読んでみると、そのうち非正規雇用の求人が半分以上だったり。

何より、皆さんの「就労への一歩」をお手伝いしている私たちが「まずはアルバイトから始めて、徐々に正社員を目指しましょう」と言いながら、どこかでその言葉を信じきれずに葛藤したり。

 

そこで、「非正規雇用で働く」人や構造が浸透しきっているこの社会で、若い人たちがどう生き抜くのか、みんなで集まって考えようというのが今回のイベントです。

 

誰かを悪者にするのでもなく、お決まりの叱咤激励でもなく、正社員になるためのテクニックをただ学ぶ場でもなく。

 

ニュアンスは伝わりましたでしょうか?

きっと結論や正解はありません。

だから一緒に考えましょう。

考えたことを発信しましょう。

 

来週から、何人かの大学生やフリーターの若者と一緒に詳しい企画を考えていきますが、3月12日(土)の午後に行うということと、東京から労働問題の専門家にお越しいただくことは決まっています。

専門家からは
「今の世の中でどれだけの人が非正規で働いていて、実際に正規雇用にキャリアアップする人はどのくらいいるのか」とか
「雇用形態は非正規のまま、それでも社会の一員としてずっと幸せに生きるにはどうすれば良いのか」とか
「フリーターとフリーランスの違いは何なの?どうしたらフリーターからフリーランスに進化(?)できるの?」
なんてことを話してもらおうと思っています。

 

「サポステなんて行ったって、結局バイトが精いっぱいでまた行き詰るんだから意味ないじゃん」なんて思っているあなたにこそ、参加してほしいイベントです。

何より、「若者の就労支援をしている」なんて言いながら、もしかするとワーキングプアで苦しむ若者を生み出しているだけかも知れない、私たちスタッフ自身の自戒と学びの場として。

 

どうですか?面白そうなイベントでしょ?

以上、自慢でした~。

 

スタッフ 松田考

火, 2015-03-17 14:21 | saposute

こっそりブログを読んでくださっている皆様、ありがとうございます。

新たに知り合った人には「A型ですか?」と聞かれ、仲よくなってくると「やっぱりO型なんだ~、ウケる~」と言われることの多い、O型の松田です。

血液型占いは全く信用していないし、勝手にウケられてもイラッとしますが、初対面でA型(几帳面?完璧主義?)と言われてしまうのは我ながら分かる気がします。

思い起こせば小学校2年生で転校したときまで、私はA型人間でした。

まだ時間割が分からなかった私は、全ての科目の教科書とノートをランドセルに詰め、体操服だの書道セットだの絵の具セットだの鍵盤ハーモニカだのといった全ての副教材を両肩にかけ、給食エプロンや上靴や雑巾など考えつく限り全ての持ち物を両手に握って、山籠もりから帰ってきたかのような格好で登校した記憶があります。

その姿にさすがにみんなも圧倒されたのか、自己紹介でからかわれるようなこともなく、第一関門を突破したのも束の間、一時間目の授業が始まった瞬間、先生から衝撃の一言がありました。

「では皆さん、おうちから持ってきたストローを出してください。これからストロー笛を作ります!」

・・・ストロー?

・・・え?ないけど?

両手両肩に重たい荷物を持って、完璧な準備をしてきたはずの私が、ちっぽけなストローのせいで、「忘れ物」をしてしまったわけです。

「忘れた子は給食用のストローを配るので取りに来てね~」と言われて並びながら「あ、もちろん松田君は仕方ないのよ」っていう先生の優しさ(?)が悔しくて、不覚にも泣いてしまったワタクシ。

それはもう、クラスのみんなが軽く引くくらいの号泣です。

とは言えそこは松田少年、ヒクヒクしながらもどこか冷めた部分もあって、「こんなに完璧に準備しても、どうしようもないことってあるんやなぁ」ということもボンヤリと考えていました。

これこそ、A型人間だった私がO型に生まれ変わった瞬間です。

「忘れ物は絶対に、ぜ~ったいにアカンことで、忘れ物するのはダメなやつ」という呪縛から“いい感じに”自由になれたことを考えると、本当にストロー様々です。

ところで、皆さんの中にも、本当の血液型は別として、自分の中にあるA型気質に苦しめられている方はいませんか。

相談機関の利用であれ採用面接であれ、一歩すすんだときにどんなことが起こるのか、頭の中でグルグルぐるぐる考えているうちに、「まだ準備ができていないから止めておこう」という結論にたどり着いてしまう。

人は辛い状況にあればあるほど(失敗体験をすればするほど)、どうしても慎重になるのは当たり前だと思います。

 一方で私は「どんなに準備をしたって100%にはたどり着けないんだ」ということをストロー事件で学んでいますから、どこかで割り切って一歩を踏み出すことも必要だと思っています。

「まだ働く準備ができていない」

「まだ自分の考えも整理できていない」

「そもそも何を相談したいのかも分からない」

そんな準備不足の穴だらけで構いません。
始まりは「ホームページ見てメールしてみました」の一行でも大丈夫です。

たまにはO型の大らかさ(いい加減さ?)を身にまとって、テキトーに一歩を踏み出してみませんか。

春の良き日に、テキトーにお待ちしていますね。

スタッフ 松田考

月, 2015-02-02 22:21 | saposute

親愛なる皆さま、こんばんは。
「ブログ読んでますよ」の言葉にいつも元気をもらっています、スタッフの松田です。

さて、今さら正月の話で恐縮ですが、実家での父親との一コマを今日はお伝えします。

父(突然)「おい、年寄りには教育と教養が必要やって知ってたか?」

私(また急によぅ分からんこと言い出したなぁ。めんどくさ、と思いながら)「うん、そうやね」

父(さらに身を乗り出しながら)「なぁ、教育と教養って、どういうことか分かるか?」

私(「ねぇねぇ聞いて聞いて攻撃」か!女子か!と思いながら)「・・・どういうことなん?」

父(ドヤ顔で)「教育っていうのはなぁ、『今日、行く』っていう意味や。教養っていうのは『今日、用』や。つまり年寄りには、今日行くところがあって、今日用事がある、それが大事らしいんや」

私(なるほど!意外とオモロイけど、素直に認めるんもくやしいなぁと思いながら)「なるほどね。でもそれって、リタイヤしたシニア層だけじゃなくて、伸びしろがいっぱいある子どもや若者にこそ必要なんちゃう?」

父(典型的な70代男性の顔して)「いやいや、放っておいても子どもには学校があるし、若い人は仕事があるやろ。年寄りにこそそれが必要なんや。」

とまぁ、こんな感じです。

私も正月休みモードなので、若者世代を代弁して争うことはせずにこの話題を切り上げましたが、終身雇用や定年延長で「教育と教養」を保障されてきたシニア世代に「さらに活躍の場を」となると、そのぶん若者の雇用が割を食ってしまうのではないかと心配になります。

これ、なかなか難しい問題です。

もちろん、限りある雇用の椅子を世代間で「奪い合う」のではなく、新たな椅子を増やす(経済の発展)ことに、みんなで取り組んでいく必要があるのは言うまでもありません。

とは言え、やはりある程度は「どこかに光が当たれば、どこかが影になる」のが現実ですから、シニアが厚遇されて若者が割をくうこともあれば、逆に高齢者への社会保障を削ってでも子育て支援に回そう、という話になることもあります。

これを突き詰めれば(いずれもっと詳しく書きたいと思いますが)「民主主義」の話にたどり着きます。
だから、若者世代が今や弱者であることに気付いた若者支援関係者たちは「若者よ、選挙に行こう!」と呼びかけるわけです。

でも、冷静に考えれば、全ての若者が選挙に行ったところで、結局のところ多数決(選挙)ではシニアに勝てません。
実は私たちも、それに気づいていながら「選挙に行こう!」と若者に呼びかけています。

なぜなら、若者にとって大切なのは、多数決に勝つことではなく、民主主義の舞台に上がることだからです。

民主主義の舞台に上がるということは「自分の考えを明らかにし、自分とは考えの異なる人たちの意見も聞いたうえで、みんなが幸せになれる方法を考える」ことです。

そして、その「考える力(知性)」を養う訓練こそが、教育です(教育と、今日行く、の両方かな)。

だからやっぱり、「教育」が必要なのは、シニア層よりも若者なんです。

とは言え「教育と教養」のネタはシニア代表の父親に先に言われてしまったので、そのままパクるわけにいきません。

対抗して若者に必要なのは、、、「ユーモア」でどうでしょうか。

ユーモアとは、価値観の違う他者を受け入れる包容力。

ユーモアとは、厳しい現実社会を前向きに語る明るさ。

そしてユーモアとは、少数派だからこそ、もっともっと自分たちの声を社会に伝える「言う、more」。

・・・う~ん、単なる出来の悪いダジャレですね。

厳しい時代を生き抜くために、若者に何が必要かと言われれば、「教育と教養」よりも「ユーモア」を推したいところですが、「今日、行く」と「言う、more」のネタ対決では、完全に負けています。

と言うことで、やはりこれから私が講演するときは「皆さん!若者には教育と教養が必要なんですよ~。教育と教養、何か分かりますか?ねぇねぇ分かる~?」ってな感じで、使わせてもらいます。

さっぽろ若者サポートステーション(札幌市若者支援総合センター)が、皆さんの「教育と教養」、そしてユーモアのあふれる場になれますように。

スタッフ 松田考

水, 2015-01-07 15:53 | saposute

親愛なる皆さま、明けましておめでとうございます、スタッフの松田です。
本年もどうぞよろしくお願いします。

皆さんは正月はどんな風に過ごしましたか?
私は大阪に帰省し、兄にも会いましたが、どうやらブログのことは気づかれていないようで、無事に札幌に戻ってきました。

さて、3回シリーズの3回目、利用者さんに書いてもらったアンケートの結果報告です。

Q3は「いま、ホームページを見て、サポステに行くかどうか悩んでいる方メッセージをお願いします!」です。

この設問に答えてくださった11名の回答を以下に書き写します。

A1:とりあえず悩んでいるなら、一度来てみたら良いと思います♪

A2:一歩ふみ出す勇気はとても大変なことですが、まずはサポステに通ってみてほしい。「やっぱり自分なんか・・」と思うこともあるけれど、相談員さんとサポステに来てる方を仲間につけて自信もってほしい。同じような境遇の人と悩みを話しあえたり(思いがけない出会い!?)もできます。先のばしにせず、一歩ずつでいいので進んでみましょう。絶対になんとかなるよ’ω’

A3:最初は何もできなくても良いと思うから、一度サポステに行ってみてほしい。思いがけないかたちで仕事が決まったりします。

A4:最初は不安ですが来てみて後悔はしないです。むしろ楽しい経験でいっぱいです。迷っているなら1度は来てみてソンはないと思います!

A5:私も最初は初めての所だし緊張するし、どうしようか迷ってたんですが、センターの方々も親身になって私の事を考えてくれたので、もし少しでも悩んでいるのなら行動に移してみて下さい。

A6:最初はすごく緊張するけど、スタッフさんは親切でやさしい人が多いので、とても楽しくすごす事が出来ると思います。

A7:一気に問題を解決しようとするとなかなか勇気が出なくて行動に移せないけど、少しずつ少しずつ、どうせ遠回りしちゃったのなら焦り過ぎないで、現状の自分にできることから始める(→サポステに相談して何かしらのプログラムに参加することから)と、いいと思う。そしてその勇気は決して今後マイナスになることはないし、小さな勇気の積み重ねでいつか大きなプラスの成果があったと気づける日が来ると思うので、まずは相談してみてほしい。

A8:話すのが苦手でも話せるようになれたので、足をのばしてみるのもいいと思います。

A9:今、焦りや不安、沢山抱えていると思います。私も焦りはありつつも恐怖で前を進めない時ばかりでした。けど、たった一歩、一歩をふみだしただけで私の焦りはやわらいでいきました。とどまってる今が、一歩のふみだしで今の世界が変わると思います。ほんの少しの勇気から必ず変わります。ちょっとでも。ちょっとずつでもいいから。

A10:一度来てみて!自分のペース(まずは一回)でかまわないから。私もひきこもりだったけど少しだけど家から出られるようになりました。

A11:このホームページを見てる人は、自分と同じでどうしたら仕事ができるかなぁと悩んでいると思うですけど、サポステで相談したら、仕事ができると思うので、サポステに行ってみるといいですよ。

 

以上です。

いかがでしたでしょうか?

私は別に「熱烈な勧誘メッセージを書いてくださいね」とお願いしたわけでも、特別に仲良しな利用者さんを選んでお願いしたわけでもないのに、ここまで書いてくださって少しビックリしました。

もしかしたら「こういう風に書いたらサポステの人は喜ぶだろうな」というのを気遣ってくれたのかも知れません。

こちらにいらっしゃる方は、「空気が読めない」とか「相手の立場に立ってコミュニケーションができない」のではなく、むしろ「空気を読みすぎ」たり「相手の気持ちを大事に考えすぎ」たりして、がんじがらめになっていることが多いということの表れかも知れませんね。

協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

次は、メッセージを受け取った皆さんの番です。

「ブログを読んで」のタイトルで sapporo-saposute@syaa.jp までメールお送りいただければ、本文は「相談してみたいんですが、どうすればいいですか」の一行だけでも構いません。

それでは、お待ちしていますね。

手抜きブロガー 松田考